流体機械研究室の大仲正晃君が ターボ機械協会 第76回北見講演会にて若手優秀講演賞を受賞しました

2016年10月21日

【受賞者名】
大仲正晃
【研究室名】
流体機械研究室
【学会名】
ターボ機械協会 第76回北見講演会
【発表題目】
二重反転送風機の性能に関する研究
【研究概要】
 「二重反転送風機の性能に関する研究」というテーマで研究成果を発表いたしました。二重反転送風機は従来のものと比較してコンパクトではあるが高静圧が得られる利点があるものの、効率の向上と2枚の羽根車の干渉による騒音が課題です。また設計指針も明確ではありません。そこで本研究ではこの送風機の翼設計を行い、試験結果とCFD解析結果を比較しました。また翼の設計パラメータや翼へのスキューの適用が送風機の性能と騒音に与える影響について検討しました。

【感想】
 今回の学会ではターボ機械を専門とする研究で著名な大学、企業の研究者が多く集まった場での発表だったので非常に緊張しました。しかし事前に発表練習を重ね、質問内容を想定することで最後まで発表することができました。会場で頂いた指摘,質問は今後の研究で非常に参考になるものばかりでした。さらにこの研究発表が若手講演優秀賞に選ばれ大変光栄に思います。これらを励みにして今後も二重反転送風機の研究を発展させ成果を出すために、精進して参ります。最後に本発表にあたってご指導、激励を賜りました川田教授、共同研究先および研究室の皆さんに深く感謝申し上げます。

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