アメリカの国際学会で発表しました。

2016年11月5日

左から斉藤さん、副田さん、平野さん

微細藻類研究センター

発表会場の様子

 10月23日から26日にアリゾナ州フェニックスで行われた「Algae Biomass Summit 2016」で、当科大学院生と学部生がポスター発表を行いました。この学会は藻類の商業利用に関する発表が中心で、発表件数は、口頭発表117件、ポスター発表300件でした。
 大学院2年の副田正樹さんは、「Nitrogen and Phosphorus Removal in Continuous Treatment of Artificial Wastewater Using Microalgae (微細藻類を用いた人工排水の連続処理による窒素・リン除去)」のタイトルで発表しました。
 学部4年生の平野昂太郎さんは、「Application of Real-time PCR Assay for Detection and Quantification of Botryococcus braunii in a Wide Range of Natural Environments from Tropics to Temperate (リアルタイムPCR手法を用いた熱帯から温帯の広い範囲の自然環境中に存在するボトリオコッカス ブラウニーの検出と定量)」のタイトルで発表しました。
 学部4年生の斉藤孝平さんは、「Establishment of simple determination method for carbon dioxide fixation by microalgae (微細藻類による二酸化炭素固定評価のための簡易検出手法の提案)」のタイトルで発表しました。
 日本でも微細藻類を使ったジェット燃料生産プロジェクトが始まるなど注目が集まっていますが、会場には世界各国から微細藻類の研究者や企業関係者が集まり、最先端の研究成果が発表されており、発表した3人もそのような視点からの質問を多く受けるなど、他国の研究者と交流することができました。
 また、アリゾナ州立大学の微細藻類技術研究所の見学も行い、様々なタイプのバイオリアクターを見ることができました。

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