浄水場と下水処理場を見学しました。

2016年12月8日

庭窪浄水場(ろ過池模型)

中浜下水処理場(エアレーションタンク)

中浜下水処理場(最終沈殿池)

 2年生が「環境工学演習Ⅰ」の一環として大学付近の環境施設を見学しました。2組に分かれて大阪広域水道企業団庭窪浄水場(守口市)と大阪市中浜下水処理場(城東区)の両施設を訪問しました。
 庭窪浄水場では凝集・急速ろ過・粒状活性炭などの浄水プロセスの模型を見て理解を深めた後、実際の施設を見学しました。当浄水場には生物ろ過、オゾン、活性炭など、新技術が多く導入されており、それらが実際に稼働している姿を見ることができました。また、浄水と市販ミネラルウォーターを飲み比べ、双方に遜色がないことも体験しました。
 中浜下水処理場では本学OBの職員の方から説明を受けた後、施設をご案内頂きました。沈殿池、エアレーションタンク、最終沈殿池など、流入した下水が沈殿、生物処理を経て浄化される様子を水の流れに沿って案内を受けるとともに、揚水ポンプやブロワなどの機械設備も見せて頂きました。
 都市の水循環に重要な役割を果たす施設を見学することで、環境インフラのスケール感覚を養うことができました。お忙しい中をご案内くださいました両施設の職員の皆様に感謝申し上げます。

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