第2回環境工学科国際PBLプログラムを実施しました

2017年3月3日

カリマンタンの熱帯泥炭林にある研究拠点で多様な生物の説明を聞く学生

環境工学科国際PBLプログラム

 環境工学科では,2回目となる国際PBLプログラムを,2017年2月19日から25日の日程で実施しました.昨年に引き続き,カウンターパートであるインドネシア共和国の国立パランカラヤ大学(UPR)と共同で,「インドネシア共和国中央カリマンタン州パランカラヤ周辺の熱帯泥炭湿地林における環境・生物資源調査」に双方の学生が共同で取り組みました.

 このプログラムは国際PBL(課題解決型学習プログラム)の一環で,学生は3つの環境問題に関するテーマごとに日本・インドネシアの混成グループを作り,フィールド調査・ディスカッション・最終プレゼンテーションに臨みました.
[テーマ]
・GISと人工衛星画像を使った熱帯泥炭湿地林の火災跡地の植生遷移のモニタリング
・将来期待できるバイオ燃料資源であるオイル産生藻類の調査
・カハヤン川における水銀汚染の調査とその方法

 環境工学科の国際PBLプログラムでは,学生はインドネシアの一般家庭にホームステイをお願いしています.参加者にははじめての海外経験だった学生も多く,はじめは慣れない英語でのコミュニケーションなど少し緊張気味の様子でしたが,次第にUPRの学生やホームステイ先のホストファミリーのフレンドーな対応に緊張もほぐれ,帰国の時には別れを惜しんで涙を見せるほどでした.

 環境工学科国際PBLプログラムの報告会を,下記の通り行いますので,興味のある方の多くの参加をお待ちしております.

環境工学科国際PBL報告会のお知らせ ( pdf:538.04KB )

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