流体機械研究室の大中知足君が ターボ機械協会 第77回総会講演会にて若手優秀講演賞を受賞しました
2017年5月19日
- 【受賞者名】
大中知足
【研究室名】
流体機械研究室
【学会名】
一般社団法人ターボ機械協会 第77回総会講演会
【発表題目】
低比速度遠心圧縮機の性能向上に関する研究
【研究概要】
「低比速度遠心圧縮機の性能向上に関する研究」というテーマで研究成果を発表いたしました。一般的に遠心圧縮機においては高効率化が求められています。特に、低比速度の遠心圧縮機においては流路損失が大である事や漏れ損失が大きくなるために、性能向上が困難であると考えられてきました。そこで本研究では低比速度遠心圧縮機について、実験とCFD解析を活用して、ディフューザ設計の適正化、羽根車羽根形状の工夫、羽根幅の増加等の方法を用いて高効率化に成功しました。またディフューザ入口形状の改良により運転領域が拡大出来ることを示しました。
【感想】
今回の学会では、ターボ機械関連の、国内の著名な大学や企業の研究者が集まる場での発表で、大変緊張しました。発表に対する数多くのご質問・ご指摘は今後の研究の糧になったと感じております。さらに私の発表が若手講演優秀賞に選ばれ大変光栄に思っております。今回の発表の成果や、ご指摘いただいた内容、また聴講で得られた研究情報をもとに、更なる成果に繋げ、遠心圧縮機の研究で成果を挙げていきたいと思います。最後に本発表にあたってご指導、激励を賜りました川田教授、共同研究先および研究室の皆さんに深く感謝申し上げます。
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