台湾・台南市にて国際PBLを実施しました

2017年8月23日

開会式

製作風景

コース試走

今年も夏休み国際PBL研修プログラムを実施しました。今年は、台湾・台南市と中国・上海市の2拠点に分かれて、E科とD科の学生合わせて20名が現地の大学生とものづくりを中心としたPBL活動を行います。
まずは、8月7日から13日の7日間の予定で、台湾・台南市の南台科技大にて活動しました。E科の学生7名を含む8名の大阪工業大学の学生と、現地の大学生11名が、大きく2つのチームに分かれて設計・製作を行い競い合いました。特に南台科技大とのPBLは今年が初めての試みでした。
テーマは、“Robotics Hands-on Exercises”「ロボット実践演習」です。センサー・マイコンを搭載した自作車を入り組んだ周回コースの壁を回避して回らせたあと、ゴール付近で次の車に荷物を受け渡すバトンリレーのロボットの設計・製作をめざしました。今年は、出発日に関西地方直撃の台風でフライトがキャンセルとなるハプニングがあり、活動の実施が危ぶまれましたが、1日遅れで何とか無事行うことが出来、学生・スタッフ一同ほっとしました。時間不足もあり目標としたバトンリレーの仕組みを完全に完成することはできませんでしたが、協力し合って短期間でモノづくりを実現したことは大いに自信となったようです。また台南市の貴重な文化や現地の人たちと交流することが出来、“台湾の古都”の面影を十分に味わうことが出来ました。
多くの参加者は、“楽しかった”、“また参加したい”といった感想を話していました。また、結果的に目標通りの動作をする自走車は作れなかったものの、スキルの向上によって乗り越えたいという前向きな考えを持つ人が多かったようです。
この貴重な経験をこれからの大学生活にぜひ活かして欲しいと思います。

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