田熊准教授の研究成果が電子デバイス産業新聞に掲載されました

2018年4月10日

ソフトロボット

田熊隆史准教授の研究グループが開発した流体アクチュエーターに関する記事が 3月29日発行の電子デバイス産業新聞に掲載されました。この技術は、空気や水などの流体駆動アクチュエータによりロボットの関節を駆動するためのもので、障害物や人にロボットが衝突した際に関節やボディーを柔軟に且つ大きく変形可能です。この技術は人と接するロボットや、ソフトロボットへの応用を想定しています。また田熊准教授らは、アクチュエータ内の空気圧を測ることにより、ロボットにかかる力や変形量を推測する新たなセンシング技術を開発しました。

田熊准教授のコメント
ロボットが生物のようなやわらかさを持つことは、今後のロボット工学の分野で必要な機能の一つと考えています。このたび学生達と大変面白い議論ができ、これまでの空気圧だけでなく水圧駆動のロボットも試作と実験ができました。本研究の技術がやわらかいロボットの発展に貢献できると幸いです。

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