卒業生の研究成果が学術誌に掲載されました

2018年7月14日

 当学科の大学院を修了した角井今日子さんと中瀬大地くんの研究成果が学術誌Biomass & Bioenergyに発表されました。

 中瀬君はフローサイトメーターを使った脂質定量法を確立しました。角井さんは中瀬君の知見をもとに培養実験と脂質の抽出実験を行い、藻類の増殖特性に加えて、窒素やリンの消費特性も調べたうえで、数学モデルを作り、シミュレーションを行いました。本研究は、シミュレーションの結果をもとに、脂質生産に最適な培養方法を決定する理論を示したことが特徴です。

論文題目
Determining the optimal cultivation strategy for microalgae for biodiesel production using flow cytometric monitoring and mathematical modeling
(和訳:流型細胞計測と数学モデルを使ったバイオ燃料生産のための微細藻類の最適培養戦略の決定)

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