関西電力(株)紀北変換所の電機システム研究系見学会を実施しました

2018年8月26日

説明会

施設見学

集合写真

関西電力株式会社のご協力を経て、8月20日に紀北変換所の見学会を実施しました。この見学会は本学科、電機システム研究系の夏休み恒例行事です。卒業研究に関係があり、かつ普段は見ることのできない各種施設や工場、企業を見学します。本年は教員3名、大学院研究生13名、学部卒研生21名の合計37が参加しました。

紀北変換所(和歌山県伊都郡かつらぎ町)は、四国徳島にある橘湾石炭火力発電所で発電した電気(最大140万キロワット)を関西エリアに電気を送る紀伊水道直流連系設備の一つで、主に四国で発電された電力を直流の形で徳島和歌山間の海底ケーブルと架空線合わせて100kmの距離隔てた紀北変換所に送り、直流から交流に変換して関西エリアに送電しています。この設備は2000年から運開しています。

実際に使われている光点弧サイリスタやケーブル、実際に運転してる建屋と状況などを見学し、様々な取り組みについて知ることができました。学生各自が今後のエネルギー問題を考える一助となったと思います。

この場をお借りして、見学会設定にご尽力いただきました関西電力山中様を初め関係者各位に御礼申し上げます。

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