環境施設を見学しました。

2018年11月28日

庭窪浄水場(利き水体験)

放出下水処理場(中央監視室)

放出下水処理場(エアレーションタンク)

 11月12日に2年生が「環境工学演習Ⅰ」の一環として大学付近の環境施設を見学しました。2組に分かれて大阪広域水道企業団庭窪浄水場(守口市)と大阪市放出下水処理場(城東区)の両施設を見学しました。
 庭窪浄水場は生物ろ過、複層ろ過、オゾン、活性炭といった高度な処理技術を導入した施設であるとともに、浄水処理をわかりやすく説明する模型類が充実した体験室も備えています。浄水の原理と実施設のスケール感を理解するとともに、浄水処理された水の飲み較べも行い、ミネラルウォーターと遜色がないことを体験しました。
 放出下水処理場では大阪市から独立した企業である「クリアウォーターOSAKA」の職員さんにご案内頂きました。まず、新しく導入された自家発電設備を見学し、災害等による停電時でも安定して電力を供給することの大事さを感じました。流入下水の流れに沿って施設を案内いただき、最後は透明度の高い処理水を見せて頂きました。また、下水処理に伴って発生する汚泥からバイオガスを生成する消化槽と、バイオガスから発電を行うガスエンジンを見学しました。発電量は一般家庭約7千軒分だそうで、下水道から電気が得られることを知りました。
 当科の主な就職先の一つである上下水道施設を見学することで、今までの学びをより具体的に感じるとともに、進路についても考える機会になりました。お忙しい中を午前午後の2回にわたってご案内くださいました両施設の職員の皆様に感謝申し上げます。

写真1:庭窪浄水場(利き水体験)
写真2:放出下水処理場(中央監視室)
写真3:放出下水処理場(エアレーションタンク)

大阪広域水道企業団 http://www.wsa-osaka.jp/
放出下水処理場 http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000140413.html

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