池広大君が日本材料学会半導体エレクトロニクス部門で学生優秀賞を受賞しました

2018年12月7日

受賞した池君

池 広大君(工学研究科電気電子・機械工学専攻電気電子コース 博士前期課程2年)が、このたび日本材料学会半導体エレクトロニクス部門の学生優秀講演賞を受賞しました。心よりお祝い申し上げます。

受賞は、日本材料学会半導体エレクトロニクス部門が、同ナノ材料部門と共催して、2018年11月24日に京都大学で開催した「平成30年度第2回研究会」での講演、「絹フィブロインで酵素を固定化した拡張ゲートFET型グルコースセンサの開発」に対するものです。

この講演は、池君が筆頭著者として口頭発表し、研究を指導する電気電子・機械工学専攻の小池一歩教授、矢野満明教授と共著で、拡張ゲートFETの拡張電極表面に酵素を含む絹フィブロイン膜を固定化したところ高感度・高耐久性のグルコースセンサが得られたことについて報告したものです。

池君は本学電子情報通信工学科での卒業研究のときからFETタイプのバイオセンサに関する研究に取り組んでおり,「実験を手伝ってくれた仲間と指導いただいた先生方に感謝します.学生生活も後僅かですが,一層の成果があげられるよう頑張ります」と話していました.今回の受賞が修士論文に活かされることは勿論,4月からの社会人生活での励みになることを期待しています。

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