関西電力(株)奥多々良木発電所およびSHT兵庫(株)工場の電機システム研究系見学会を実施しました。

2019年10月10日

多々良木ダム

SHTでの集合写

関西電力(株)奥多々良木発電所およびSHT兵庫(株)工場の電機システム研究系見学会を実施しました。

今年度は、関西電力株式会社およびSHT兵庫株式会社のご協力を経て、9月10日に電機システム研究系見学会を実施しました。この見学会は本学科、電機システム研究系の夏休み恒例行事で、卒業研究に関係があり、かつ普段は見ることのできない各種施設や工場、企業の見学会を夏休みに行っています。本年は教員2名、大学院研究生8名、学部卒研生13名、一般公募の学部生4名の合計28名が参加しました。

奥多々良木発電所(兵庫県朝来市)は、黒川ダムと多々良木ダムを持つ揚水発電所であり、2019年現在、6基発電機を持ち最大193.2万kWの出力を出すことができます。今回は最新鋭の5号機、6号機が実際に稼働している所を見学させていただきました。昔は夜間の電力を貯蔵するために稼働していたけれど、最近は日中の余っている太陽光発電のエネルギーを貯蔵するなど、これまでとは違った使い方をしているなど、いろいろ教えて頂きました。

SHT兵庫(株)の工場(兵庫県豊岡市)では、省エネに関わる製品に搭載しているセンサーコアやカレントトランスを作製しています。会社に併設されている工場で、実際に作製している現場を見学させていただきました。授業では、センサやトランスの原理などは勉強しますが、実際にモノを作るために必要な技術や工夫は実際に見ないとなかなかわかりません。今回は、これまで行ってきた工夫や製品の特長、会社が目指しているモノづくりなどを詳しく教えて頂きました。

最後に、この場をお借りして、見学をお引き受けいただいた関西電力(株)様およびSHT兵庫(株)様の関係者各位に御礼申し上げます。

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