5月29日、OIT梅田タワーのロボティクス＆デザインセンターで産学連携プロジェクト活動に取り組む課外活動団体「RDクラブ」のキックオフ集会を開催し、学生や教職員、産学連携パートナー企業9社の担当者ら、約100人が参加しました。

　参加学生は1年～3年までの約80人で、企業から与えられた課題について教員の指導を受けながら、11月2日開催の茶屋町祭（梅田キャンパス学園祭）での成果発表会に向けて活動します。

　RDクラブはキャンパス内企業インターンシップで、梅田キャンパスの立地を生かし、ユーザー視点で新製品・サービスのアイデアを創出する手法「デザイン思考」を用いて企業から与えられた課題の解決に取り組み、実用化に向けた提案を目指します。正課の授業で学ぶデザイン思考を実践の場で生かせることも大きな特長です。参加企業からは「積極性の高い学生が多かった」「若々しい活力を感じることができた」とコメントがあり、学生からは「IoTなどカタチのないものを若いアイデアで考えて、プロトタイプを作ってみたいです」「学生の段階で商品開発を経験したいです」と意気込みを語りました。

　今年で3年目を迎えるRDクラブの参加企業と課題は次のとおりです。

１．牛乳石鹼共進社
　　IoTを利用したお風呂の提案

２．ゴールデンダンス
　　会話しながら音楽が楽しめる骨伝導ヘッドフォン、
　　骨伝導デバイスのデザイン

３．サントリーシステムテクノロジー
　　思わず買いたくなる自動販売機

４．システムデバイステクノロジー
　　ゆるいIoTデバイスのデザイン
　　～ビジネスモデルの検討および実行～

５．大和ハウス工業
　　5Gに対応したコネクテッドルームの活用方法？

６．竹中製作所
　　商品化可能なロボットの衣装デザインなど

７．ニッコー
　　折り畳んで展開できる、ラックにもデスクにもなる家具

８．パソナ・パナソニック・ビジネスサービス
　　VRer!で創る、新しいカタチのコンテンツ
　　－VRメディアの可能性を検討－

９．Ｅ・Ｃ・Ｒ
　　ドローン操縦を体験しながら、新たなドローン活用法を考えてみよう！