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前期終盤を迎えるにあたり学生諸君へ(学長 益山 新樹)

2020年7月27日

学生諸君へ

大阪工業大学長
益山 新樹


 今般のコロナ禍の対応としてオンライン授業を主に教育活動を進めてきましたが、前期授業期間もいよいよ終盤を迎えています。この最中にあって、減少傾向にあった新型コロナウイルスの新規感染者数が全国的に増加しています。
 大阪工業大学としては、残りの授業期間もオンライン授業を主としていますが、6月以降再開した実験実習等一部科目、卒業研究・大学院活動および対面による授業内試験については、換気の徹底、実施人数の分散化、消毒薬剤の配置、日々の消毒など学内における感染予防対策を徹底した上で継続していきます。
 これらの対面実施は、平時のような教育活動が大きく制限されている状況の中、教育機関である大阪工業大学がどうしても必要と考えるものです。社会が新型コロナウイルスとともに歩まねばならないのであれば、大学も同様です。現時点でできることは、しっかりと感染予防対策を講じながら、これまでの教育スタイルに課された制約を前向きに受け入れつつ、教育効果の最大化を図りながら、諸君の学びを進めていくことに尽きます。苦渋の決断ではありますが、特に対面実施にあたっては、引き続き学内での感染予防対策を徹底していきますので、ご理解をお願いします。
 もちろん、大学だけではなく、諸君の感染予防に対する自助努力も大変重要です。第二波とも受け取れる最近の感染者増加の特徴は、「若者」と「夜の街」と言われています。地元の友人や大学で再会する友人と飲食店や遊興施設に出向くなどの行動は、今しばらく控えるようにしてください。
 また、しっかりと消毒し、マスクを着用することで飛沫を最小限にすることが感染予防対策には有効であるとされています。個人でできることとして、通学時から学内においてもマスクの着用を徹底し、小まめな手洗いや消毒を行うなどの予防策を十分に行い、体調管理にも万全を期されることを改めてお願いします。
 このコロナ禍の難局を諸君とともに一丸となって乗り越えていきましょう。

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