ページトップへ戻る
  1. トップページ
  2. ニュースリリース(2021年度)
  3. 【情報知能学科】人流センシングシステムで事業効果を検証_観光を活用した地域経済の活性化事業

ニュースリリースnews release

【情報知能学科】人流センシングシステムで事業効果を検証_観光を活用した地域経済の活性化事業

2021.10.21

  • 半径50mの範囲を計測できるオリジナルのWi-Fi測位機 半径50mの範囲を計測できるオリジナルのWi-Fi測位機

  大阪工業大学(学長:益山新樹)知能応用システム研究室(指導教員:尾崎敦夫教授)は、枚方市観光にぎわい部観光交流課からの依頼で、10月23日から来年1月31日まで開催する同市とひらかたパークのにぎわい創出事業における人流を、開発中の人流センシング(人数計測)システムによって計測し、事業効果の検証に協力します。
 
本件のポイント


● 独自に開発した人流センシング(人数計測)システムで人流を計測
● ひらかたパーク無料招待者約6万人(枚方市民)を対象とした大規模な効果検証
● 産学官連携による観光を生かした地域経済活性化の取り組み
 
内容

  本研究室は、これまで地域イベント「枚方宿くらわんか五六市」にて来場者が保持する
Wi-Fi端末(スマートフォンなど)からの信号を検知するセンシング技術の実証実験や、AIによるシミュレーション技術を活用した混雑予測・3密回避システムの研究などにより、地域の課題解決に取り組んできました。その実績からこのたび、枚方市とひらかたパークが枚方市民を対象に地元の観光資源である「菊」を活用して同パークで開催するにぎわい創出事業の効果検証に協力します。同市はWith・afterコロナ時代に需要が高まるマイクロツーリズムを推進しており、観光を生かした地域経済の活性化を目指しています。
 計測は、Wi-Fi信号を検知するセンサを該当エリアに設置し、人数と分布状況を把握。曜日や時間帯、周辺情報などの要素を加えて、事業実施前・実施中・実施後の人流データを取得し、集客力(経済効果)を検証します。開発中の人流センシングシステムは、他の行政からも注目を集めており、同研究室では社会実装を目指した研究開発を進めています。
   
内容に関するお問い合わせ

大阪工業大学 情報科学部情報知能学科 教授 尾崎敦夫
TEL: 072-866-5384(不在の場合は広報室へ)
 
本件発信部署・取材のお申し込み先

学校法人常翔学園 広報室(担当:田中、上田)
TEL:06-6167-6208 携帯:090-3038-9887
 
【№7】

添付ファイル