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産官学連携・研究支援

ラボのご紹介

(1) 共同利用機器の充実

工学部系の教育・研究には、多くの実験・測定装置を必要としますが、特に、高額で共同利用が可能な測定装置を、一箇所で集中して管理し全学園で広範に有効利用する必要からインキュベーション・ラボを設置しています。装置の管理や操作あるいは研究者からの相談については、高度な専門知識が必要とされるため、専任職員がこれに応じ、教職員、大学院生、卒業研究生の指導に当たっています。当ラボでは、各種材料の測定分析・解析を行い研究・教育活動を支援しています。現在設置している装置をまとめると以下のとおりです。

1. X線光電子分光分析装置

X線光電子分光分析装置 X線光電子分光分析装置(AXIS Ultra:島津/KRATOS)
X-ray photoelectron spectroscope (Electron spectroscopy for chemical analysis)
・元素分析
・化学結合状態
 電子の結合エネルギ-(化学シフト)による結合状態分析

2. X線結晶構造解析装置

3. X線回折装置

4. 蛍光X線分析装置

5. 走査電子顕微鏡

(2) インキュベーション・ラボの歴史

インキュベーション・ラボは、1963年に創設された中央研究所に源を発します。中央研究所は、学園の研究者と研究施設を総合的に活用し、科学の発展と文化の向上に貢献することを目的に、1963年11月学園創立40周年記念事業の一つとして誕生しました。発足当時は、X線マイクロアナライザとコンピュータシステムを有するのみでしたが、その後共同利用機器として透過電子顕微鏡やX線回折装置が導入され、1974年に情報化時代の先駆けとして汎用コンピュータが導入されたのを機会に、コンピュータシステムを運営管理する計算センターと、大型分析測定装置の共同利用を促進することを目的に共同研究センターが設立されました。以来、万能材料試験機、蛍光X線分析装置、X線光電子分光分析装置、走査電子顕微鏡、ICP発光分析装置等の導入や時代に応じた更新を行っています。なお、1994年4月に、学園改組により共同研究センターは大阪工業大学の付属施設となり、2004年4月にインキュベーション・ラボと改名されましたが、摂南大学からも利用されています。

(3) 利用者のための講習会、利用学生の研究発表会

インキュベーション・ラボに設置されている装置は、大学院生の研究や卒業研究にも大いに活用されています。そこで、装置を効率よく有効利用する目的で、1987年から「インキュベーション・ラボ利用講習会」を、さらに装置の安全利用を目的に1994年からナノ材料マイクロデバイス研究センターと共同で「安全講習会」を毎年行っています。また、インキュベーション・ラボを利用している学生が広い分野から研究内容について理解を深め、情報交換を行い交友を広げることを目的に、1987年から「インキュベーション・ラボ学生研究発表会」が毎年開催されています。

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