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「Xport」開設1周年記念事業を開催しました

2019.04.26

  • 「デザイン思考」について説明する客員教授のタマラ博士とウィリアム博士 「デザイン思考」について説明する客員教授のタマラ博士とウィリアム博士
  • 参加者の質問に答える梁氏 参加者の質問に答える梁氏

 本学と大阪商工会議所が設置・運営する都心型オープンイノベーション拠点「Xport」が、開設1周年記念事業として、4月16日に「デザイン思考」をテーマにしたデザインイノベーションワークショップ、4月19日に特別講演会を開催しました。

 ワークショップでは、講師に世界のイノベーション創出をけん引するスタンフォード大学講師でロボティクス&デザインセンター客員教授のTamara Carleton(タマラ・カールトン)博士とWilliam Cockayne(ウィリアム・コケイン)博士を招き、モデレーターを松井謙二ロボティクス&デザインセンター長が務め、「デザイン思考」をテーマに、最新のイノベーション手法を体験的に学べるグループワークを行いました。50人の参加者は、1グループ5人で、時には真剣に、時には和やかに議論しながらデザイン思考を学びました。

 特別講演会では、電子レンジの生産シェアが世界トップレベルの中国の大手家電メーカー「ギャランツグループ」から副会長の梁恵強氏を講師に迎え「ギャランツ創業40周年--伝統的な家電企業の革新によるチャレンジとチャンス」と題して、利益共同体から大手家電メーカーへ成長した成功要因や中国経済に関する背景を講演いただきました。講演の中で梁氏は「祖父から父、父から私へと引き継がれたギャランツは創業40周年を迎えることができました。科学技術が最も根本的な生産力です。ギャランツはこの科学技術とブランドでさらに成長します。」と、今後の事業展開について熱く語りました。

 今後も「Xport」は、本学と大阪商工会議所が連携し、イノベーション人材を育成するオープンイノベーション拠点として、大企業、中堅・中小企業、スタートアップ、学生といった多様な主体が、異業種交流を通して実社会の課題に挑み、新事業を創出する活動を展開します。