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ソーラーカープロジェクトが「FIA Electric & New Energy Championship ソーラーカーレース鈴鹿2019」で6位の好成績を収めました。

2019.09.12

  • ソーラーカープロジェクトチーム「TEAM REGALIA」のメンバーら ソーラーカープロジェクトチーム「TEAM REGALIA」のメンバーら
  • 最終コーナーを駆け抜ける本学のソーラーカー「cielo」 最終コーナーを駆け抜ける本学のソーラーカー「cielo」
  • ピットからドライバーに指示を送るメンバーら ピットからドライバーに指示を送るメンバーら

 8月2日、3日に三重県の鈴鹿サーキットで開催された「FIA Electric & New Energy Championship ソーラーカーレース鈴鹿2019」のオリンピアクラスに本学ソーラーカープロジェクトチーム「TEAM REGALIA」が出場。車内温度が45度を超える酷暑の中、56周を走り抜き、6位の好成績を収めました。

 オリンピアクラスは大学チームだけでなく企業チームも参戦する5時間耐久レースで、1周約5.8kmのコースを走行し、時間内での周回数を競います。初日はフリー走行で、走行タイムにより2日目の決勝レースのスターティンググリッドが決定します。本学チームは19チーム中6番目の位置からスタートすることになりました。強い太陽光が得られた決勝レースでは序盤、全チームがアクセル全開の白熱した展開から他チームが次々とマシントラブルで緊急ピットインする事態に。そんな中、今大会がデビュー戦のファーストドライバー小泉駿人さん(機械工学科2年)は、ピットインをドライバーチェンジのみと理想的で安定したレース運びで順調な走行を見せました。セカンドドライバーの久々江勇斗さん(電気電子システム工学科2年)も今大会がデビュー戦。前走者を追い抜くポイントを見極めて順位を上げ、サードドライバーの杉村謙太さん(機械工学科3年)にバトンタッチしました。レース終盤の最終局面では電源が停止するトラブルが発生しました。杉村さんは走行しながら原因を調査。順位を落としましたが、予め準備していたトラブル発生時のマニュアルのおかげでピットインすることなく、電源を再起動することに成功し、決勝レースの5時間を走り抜きました。

 大会終了後、チームリーダーの田井隆貴さん(機械工学科3年)は「自分たちで車体を一から作り上げることは、お金をかけて部品を調達する方法からでは得られないものがあり、プロジェクトに参加した3年間でたくさんのことを学ぶことができました」と晴れやかな表情で語ってくれました。

ソーラーカープロジェクトチーム「TEAM REGALIA」指導教員
・機械工学科 伊與田宗慶 講師、鵜飼孝博 講師