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「とん汁」で起業目指す。大学発ベンチャーのピッチイベントを開催。

2019.09.18

  • 投資家にプレゼンテーションを行う新田さん 投資家にプレゼンテーションを行う新田さん
  • 商品に込めた思いを語る石崎さん 商品に込めた思いを語る石崎さん
  • 試食会で提供された「漢前豚汁」 試食会で提供された「漢前豚汁」

 9月6日、大宮キャンパスで学生が事業アイデアのプレゼンテーションを行うピッチイベントを開催しました。ピッチとは資金を得るための投資家へのプレゼンテーションで、米国シリコンバレー発のビジネス用語です。

 学生らが提案した商品は「とん汁」。「漢前豚汁(おとこまえとんじる)」を商品名として商標出願も行い、本学学園祭の城北祭(10月25日~27日)での出店・販売を計画しています。学生らは計画内容などをピッチイベントに参加した投資家6人に発表しました。

 チームリーダーの新田奎次郎さん(知的財産学科3年)は、「目標は城北祭に出店する団体の中で売上高、利益率ともに1位になることです。そのために、過去に出店した各店舗の売上や利益率、城北祭への来場者数をもとに提案する商品を検討し、当日の天候や気温データなども用いて多角的に分析した結果、家族連れをメインターゲットとした『とん汁』の販売に決定しました」と意気込みを語ります。また、商品開発を担当した石﨑寿明さん(同)は、「ただのとん汁ではなく、『博多ラーメン』のような特定の地域をイメージした商品を作りたいと思い、12種類の食材を厳選しました。」と商品に込めた思いを語りました。投資家らからは「ターゲットと商品名があっていないのではないか」「イベント時の模擬店なら量を少なくして、気軽に食べられるようにしてはどうか」「容器のデザインを工夫してみてはどうか」などと厳しい指摘がありましたが、78,000円の投資を受けることに成功しました。

 今後、学生らは予算計画を再調整し、宣伝活動や生産管理など、出店に向けて動き出します。