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情報システム学科の学生チームが、ソフトウェアアイデアコンテストでゲスト審査員賞、審査員特別賞を受賞

2019.12.18

  • 左から尾花講師、内藤さん、宮内さん、西垣さん、山元さん 左から尾花講師、内藤さん、宮内さん、西垣さん、山元さん
  • ソフトウェア「CARS」を発表する内藤さんと宮内さん ソフトウェア「CARS」を発表する内藤さんと宮内さん
  • 審査員からの質問を受ける西垣さんと山元さん 審査員からの質問を受ける西垣さんと山元さん

 情報システム学科3年の学生ら2チームが11月18日、ソフトウェアアイデアコンテスト(主催:オージス総研)でゲスト審査員賞と審査員特別賞をそれぞれ受賞しました。
 
 本コンテストは、学生がチャレンジできる場を作り、IT業界での活躍を目指す人材を増やすことを目的に開催されています。今年のテーマは「『焦らない』ソフトウェア」。このテーマと関連するソフトウェア(ITシステム)のアイデアが募集され、「独創性」「技術的な工夫」「実現可能性」「有用性(ビジネス/社会)」「面白さ(エンターテインメント性)」の観点で審査されます。
 
 ゲスト審査員賞を受賞した宮内知暉さんと内藤寛子さんのチーム「TOTB」は、車の運転中に起こった非常事態を疑似体験できるソフトウェア「CARS」を提案。全方位カメラを取り付けたラジコンをVRゴーグル越しに操作することで、車に乗っているかのような環境を作り出し、障害物に近づいたとき車内に警告ブザーが鳴り響く状況を体験できるものです。このCARSで訓練しておけば、非常時でも焦らずに運転に備えることができます。内藤さんは「コンテストはアイデアの提案だったので試作機を示す必要はありませんでしたが、審査項目に『実現可能性』があるため、使用するプログラム言語やVRゴーグル映像のタイムラグを解決する方法などについても詳しく説明しました」と振り返りました。
 
 審査員特別賞を受賞した西垣凪紗さんと山元真一さんのチーム「犬猫派」は、「LAYL:転んだ先の杖」と題して、バスに乗り遅れたときや突然の雨など、焦る事象の対処方法をAIがWEB検索し、解決方法を掲示してくれるシステムを考案しました。実際にアクシデントに見舞われた時に検索すれば、ベストな対処方法を提示してくれます。西垣さんは「コンテストでは審査員の方からの指摘で自分の知らなかった技術を知ることができました。これからもっと勉強してスキルを磨いていきたいです」と今後の意気込みを語りました。

【指導教員】
情報システム学科 尾花将輝 講師