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田口進太朗さんが「2019年度日本ロボット学会 優秀学生賞」を受賞しました

2020.03.11

  • プロトタイプと並び、表彰状を手に持つ田口さん プロトタイプと並び、表彰状を手に持つ田口さん
  • 2019年度日本ロボット学会 優秀学生賞 2019年度日本ロボット学会 優秀学生賞
  • 卒業研究で開発した倒立振り子型ロボットのプロトタイプ 卒業研究で開発した倒立振り子型ロボットのプロトタイプ

 2月28日、田口進太朗さん(ロボット工学科4年)が、優秀な学業成績を修め、今後のロボット学分野の発展寄与を期待される学生に贈られる「2019年度日本ロボット学会 優秀学生賞」を受賞しました。
 
 田口さんは、生産人口の減少やインバウンドの拡大といった時代背景のもと、社会課題の解決を目的に、人が行き交う環境下でも安全に片づけや清掃、案内を行うことができるサービスロボットの社会実装を目指して、フットプリント(筐体サイズ)が人間の肩幅程度と小さく、低コストな車輪型腕付き倒立振子型ロボットの開発に取り組みました。プロトタイプ(試作機)には、金属部品の代わりにプラスチックなどの素材を採用することで、可能な限り軽量化を実現。万が一、転倒した際の安全性を高めるなど工夫を凝らしています。
 
 受賞にあたり田口さんは「プロトタイプ完成に至るまでにはさまざまな挫折があり、多くのことを学びました。将来はロボット作りを通じて、多くの人に認めてもらえる技術者になりたいです」とこれまでの研究活動を振り返るとともに、今後の目標を語ってくれました。