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グローバルSD研修会「大学でSDGsに取り組む」を開催しました

2020.12.21

  • 参加者全体の様子 参加者全体の様子
  • 益山学長の開会挨拶 益山学長の開会挨拶
  • 講師・狩野氏(左)と聞き手・村岡センター長の対談 講師・狩野氏(左)と聞き手・村岡センター長の対談

12月14日(月)、国際交流センターは「大学でSDGsに取り組む」をテーマに、グローバルSD研修会をオンライン(Zoom)で開催しました。ゲスト講師には、岡山大学SDGs推進企画会議議長の狩野光伸教授にお願いし、SDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)の意義を初歩から学ぼうと教職員46人が参加しました。

初めに益山学長が「SDGsには17の目標、169のターゲットについて答えは書いてあるが、その解き方が書かれていない新しいタイプの問題集のようである。われわれ大学人がそれぞれの分野でどのように取り組むのか、この講演を聞いてブラッシュアップしてもらいたい」と挨拶しました。

講演は、われわれ教職員が知りたい内容を村岡国際交流センター長が聞き手となって、SDGsの基本的な考え方を研究、教育、大学運営の視点に分けて代表質問する対談形式で進められました。

狩野教授は「『持続可能な開発目標』とは、われわれが伸びていくための目当て(道しるべ)」と例え、それを邪魔しているものを取り除くにはどうすればいいのか、それぞれの立場で考え行動することが大切である、と説かれました。また「SDGsの本質は目標を先に合意し、道筋は後から考える『バックキャスト』型であり、目標が一致したならば、例え考え方が異なろうともSDGsを標語に多様な人とつながることができる。われわれ大学人は自分たちの専門領域のハコの中から飛び出して、未知の領域にチャレンジしていきましょう」とメッセージを送られました。

参加者からは「対談形式でとても分かりやすい表現で展開され、理解が一層深まった」「自分の研究に絡めて、違う分野の人とグループを組むのに目標を使えば良いと分かり大変参考になった」など多くの感想が寄せられました。