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空間デザイン学科3年生が「デザイン×ビジネス」で産学連携。「未来のショッピングセンター」についてのプレゼンおよび講評会を開催しました

2021.01.23

  • 各賞を受賞した学生ら(左から森本さん、大前さん、岡本さん、隅埜さん、桝田さん) 各賞を受賞した学生ら(左から森本さん、大前さん、岡本さん、隅埜さん、桝田さん)
  • 自らのアイデアをプレゼンする岡本さん 自らのアイデアをプレゼンする岡本さん
  • 「個人が街を活性化し、街と結ぶ。」 「個人が街を活性化し、街と結ぶ。」

 1月15日、梅田キャンパスで空間デザイン学科の3年生が、インテリア分野のPBL(課題解決型学習)授業の一環で、学生自らが考えた未来のショッピングセンターについてのプロジェクト案のプレゼンテーションとその講評会を実施しました。この授業は企業などとの産学連携による実践的なもので、学生らは現実的で具体的な設計課題に挑戦し、学生自らが空間デザイン案などを提案することで、プランニング力や設計力、表現力、課題解決力を養成することを目的としています。
 
 今年度は、商業施設をはじめとした多様な空間づくりを行う企業で、豊富なアワード実績を有するスペースと連携。履修した30人の学生らは、これまでに飲食店などの店舗空間や住居空間、梅田の地下街「Whityうめだ」(大阪市北区)プチシャン通りのフルリノベーションなど、空間デザインに関する課題解決に向けた提案を行ってきました。
 
 今回は、これまでの提案を踏まえた最終課題「これからのSC(ショッピングセンター)空間を考える」に対する各自の課題解決案のプレゼンテーションを行い、同社社員が講評を行うとともに、優れた提案を表彰しました。最優秀賞に選ばれたのは岡本良寛さんが提案した「個人が街を活性化し、街と結ぶ。」。コロナ禍で一気に広がったテレワークやオンライン授業などの生活スタイルを建築空間に生かすアイデアで、ショッピングセンターという大きな“箱”に各店舗をテナントするのではなく、1店舗1軒とし、商業施設の他、住居や学校、医療施設などを混在させた“街”という形を提案しました。仕事や勉学はオンラインで行うことで居住する“街”で生活が完結します。同社クリエイティブ事業部長の斎藤俊二氏は「まさに今、我々が考えていたアイデアに近く驚きました。人々の個性を引き出せる提案で、魅力的なアイデアでした」と評価しました。岡本さんは「このアイデアはコロナ禍による地方の個人商店を助けたいと思いデザインしました。まさか、最優秀賞を受賞できるとは持っていなかったので素直に嬉しいです」と受賞の喜びを語りました。
 
【最優秀賞】
『個人が街を活性化し、街と結ぶ。』岡本良寛さん
【優秀賞】
『楽しく健康に』大前凜華さん
『「みんなの暮らす場」としてのショッピングセンター』隅埜健斗さん
【特別賞】
『「売り場」ではなく「広場」としてのコミュニティの場へ』桝田有羽さん
『果樹園×ショッピングセンター』森本愛菜さん