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「Hirathon(ヒラソン)2021」のハッカソンコンテスト本選をオンラインで開催

2022.01.21

  • コンテストに参加した学生や教職員、企業・自治体の関係者ら コンテストに参加した学生や教職員、企業・自治体の関係者ら
  •  製作したプロトタイプでは発芽に約2カ月必要 製作したプロトタイプでは発芽に約2カ月必要
  • (4)までの機能を実装済みで今後のアップデートに期待がかかる (4)までの機能を実装済みで今後のアップデートに期待がかかる

 1月19日、本学情報科学部は枚方市役所、北大阪商工会議所と、地域課題解決プロジェクト「Hirathon(ヒラソン)2021」(協賛:ソフトバンク、リコージャパン、富士通Japan、後援:情報通信研究機構)ハッカソンコンテスト本選をオンラインで開催しました。昨年の8月27日に開催したアイデアソンコンテストから約5カ月間、参加学生らは提案したアイデアのプロトタイプ(試作機)製作などを行い、発表に臨みました。
 
 アイデアソンと同様にステークホルダーや協賛企業、後援団体の職員らが審査員となり、「貢献度」「独創性」「完成度」「波及効果」「計画」の5項目で、アイデアソンからの進捗を中心に各チームのアイデアを評価。合計18チームが参加し、審査委員による事前審査の結果、10チームが本選にノミネートされました。
 
 選考の結果、14班の「エディブルフラワーを用いた街活性化」が最優秀賞を受賞しました。この提案は、コロナ禍による観光客減少の課題に対して、都市型農業を用いて枚方市の新たな特産品を開発し、新規の集客や活性化につなげるというプランです。その都市型農業による新たな特産品として注目したのが「エディブルフラワー」という食用花でした。同チームはエディブルフラワーの自動栽培キットの開発と販売を行い、個人や店舗、学校などで栽培から販売もしくは給食での提供を行うことで独自の地産地消市場の形成を構想。更に、枚方宿くらわんか五六市などのイベントを通じて消費者にエディブルフラワーを届けることで特産品としての認知度を向上させ、同市の活性化を計画しています。現在、予定している全ての機能を実装すると自動栽培キットの原価が約10万円と高額になってしまうことから、クラウドファンディングや企業との連携による資金調達を計画中で2025年度に製品販売開始を目指して活動を継続しています。審査員からは「極めて完成度が高い提案で、期待が持てる」と評価されました。
 
【最優秀賞】
14班「エディブルフラワーを用いた街活性化」
【優秀賞】
6班「鍵屋の歴史を発信するIT×リアル謎解きゲームの開発」
【各ステークホルダー賞】
<枚方市農業振興課>
14班「エディブルフラワーを用いた街活性化」
15班「環境発電IoTによる離れた圃場の監視」
<水都大阪コンソーシアム>
12班「SNSとXRを活用した水辺のファン獲得」
<枚方宿くらわんか五六市>
8班「来場者への最適ルート提示による混雑回避方法の検討」
14班「エディブルフラワーを用いた街活性化」
<枚方宿鍵屋資料館>
6班「鍵屋の歴史を発信するIT×リアル謎解きゲームの開発」
【北大阪商工会議所賞】
9班「観光案内アプリと人流センシングによる観光客の実態調査システム」
【ソフトバンク賞】
6班「鍵屋の歴史を発信するIT×リアル謎解きゲームの開発」
【富士通Japan賞】
12班「SNSとXRを活用した水辺のファン獲得」
【リコージャパン賞】
13班「XR技術・DX技術を用いた生産性向上プログラム」