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DEMODAY2023を開催しました

2023.03.17

  • 会場とオンライン含め270人以上が聴講した 会場とオンライン含め270人以上が聴講した
  • 培養食肉カプセルについて説明する藤里教授(左) 培養食肉カプセルについて説明する藤里教授(左)
  • 金藤客員教授(左)は装置のサンプルも示しながら発表した 金藤客員教授(左)は装置のサンプルも示しながら発表した

 3月14日、神戸大と共催で、DEMODAY2023を梅田キャンパスとオンラインで開催しました。本イベントはJST大学発新産業創出プログラム(START)大学・エコシステム推進型大学推進型の採択事業の2022年度取組みの一環として、両学が共同で所属する研究者・アントレプレナーの技術シーズをもとにしたベンチャー事業構想を発表するものです。本START事業では、両学が共同で所属する研究者・アントレプレナーの技術シーズを発掘し、起業活動支援を行い、技術シーズやビジネスモデルのブラッシュアップを行うと共に、JST「大学発新産業創出プログラム(START)」の申請やベンチャーキャピタル(VC)から投資を受けられるベンチャーへ橋渡しをすることで、「京阪神連携によるスタートアップ・エコシステム拠点形成(グローバル拠点都市:大阪・京都・ひょうご神戸コンソーシアム)」に貢献することを目的としています。
 
 当日は、両学から7件のベンチャー事業構想の発表がありました。本学からは生命工学科・藤里俊哉教授と同学科・金藤敬一客員教授が発表しました。
 藤里教授は「運動によってマイオカインを多く含む健康に良くておいしい培養肉カプセル」をテーマに、培養筋肉をカプセルで覆い、分泌したマイオカインを封じ込めることで高濃度なマイオカインを含む培養食肉カプセルの開発を行うことで、高機能培養食肉市場への参入を目指すプランを発表しました。
 金藤客員教授は「燃料電池の原理(電解法)を用いたバリアフィルムの酸素および燃料分子の透過・拡散係数の評価装置」と題して、新たな原理を用いて開発した迅速で簡便、安価な測定装置を世界市場に販売していくことを目指すと発表しました。
 
 会場とオンラインで270人以上の方が聴講、発表後のポスターセッションでは会場参加者の多くの方が立ち寄り、発表者との直接意見交換等が活発に行われました。
 今後も神戸大や連携機関と協力し、大学技術シーズの発掘、育成、投資までのスタートアップ支援を推進していく予定です。