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都市デザイン工学科が新入生オリエンテーションを実施しました

2013.05.30

  • 阪神高速道路株式会社震災資料保管庫の見学 阪神高速道路株式会社震災資料保管庫の見学
  • 野島断層保存館の見学 野島断層保存館の見学
  • 明石海峡大橋を背景に集合写真 明石海峡大橋を背景に集合写真

 5月18日、工学部都市デザイン工学科は新入生、大学院生、教員計123人が参加して新入生オリエンテーションを実施しました。
都市デザイン工学では、人々の生活を支えるために必要な社会基盤とそのシステムに係る計画、設計、建設、維持管理、再生などを扱っています。
 東日本大震災が発生し復旧・復興が今も続いている状況や、南海トラフなどの巨大地震が懸念されている状況を踏まえ、オリエンテーションでは、今後の防災・減災対策、復興まちづくりを検討することを目的として、阪神・淡路大震災の被災・復興関連施設の見学を中心に行いました。
 最初に訪問した阪神高速道路株式会社の「震災資料保管庫」では、被災した橋脚や箱桁などを見せていただきました。次に、淡路島に移動し、「淡路夢舞台」で、かつて土砂採掘場だった場所に自然が再生されるまでの取り組みを紹介していただいた後、「野島断層保存館」では、地震で出現した断層を見学し、保存館内にある施設で震度7の揺れを体験しました。最後に、「橋の科学館」を訪問し、建設中に被災した明石海峡大橋の建設史や世界最高水準の架橋技術を学習しました。
 新入生からは、「地震の巨大エネルギーを体感し、改めて怖いものだと思った」「都市デザイン工学のイメージができた」などの感想が聞かれ、これから自分たちが学んでいく専門知識や技術の重要性を再認識した様子でした。