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「産学連携デザイナー育成プロジェクト2013」に工学部空間デザイン学科が参加しました

2013.06.21

  • 最終プレゼンテーションの様子 最終プレゼンテーションの様子
  • 企業との事前打合せの様子 企業との事前打合せの様子
  • 実行委員コーディネーターを務めた空間デザイン学科 細野教授 実行委員コーディネーターを務めた空間デザイン学科 細野教授

 6月15日、大阪デザイン振興プラザ(大阪市住之江区:ATC内)で「産学連携デザイナー育成プロジェクト2013」(主催:財団法人大阪デザインセンター)の最終プレゼンテーションが行われ、参画企業10社と本学の工学部空間デザイン学科の学生ら約50人が参加しました。
 4月中旬から始まった同プロジェクトは、優れた技術を持ちながらも自社の製品にデザインをうまく取り入れられない中小企業と、デザインを学びながらも実際にデザイン開発をほとんど体験しないまま社会へ出る学生をマッチングさせ、実践的なデザイナーの育成と、新しいものづくりの展開を通した企業の成長を目指しています。
 4月のマッチング会で企業側からデザインを依頼したい商品を学生へ説明し、企業訪問などを通して商品を取り巻く環境などを分析しコンセプトを決定。学生は企画から提案、製作と実際のデザインワークの流れに沿って作業を進め、2回のプレゼンテーションを経て、この日にデザインの最終案を発表しました。
 本学からは35人が参加し10チームに分かれ、工業用計器の外装デザインや梱包用ダンボールのパッケージデザイン、レターセットのデザインなど、さまざまなジャンルのデザイン開発に取り組みました。
 参画した企業からは「机上の空論から完成度の高いサンプルの仕上がりに非常に驚きました。大阪のデザインの力をこれから大いに発揮していただきたい」「デザインに弱い自社の製品開発に徹夜までして真剣に取り組んでくれました。提案いただいたデザインを全て商品化したいと思っています」「当初どんなデザインができるか不安でしたが、学生さんたちの潜在能力の高さに感心しました。社会に出てからも色々な情報に敏感になり、中小企業を支援してほしい」と激励をいただきました。
 この日が本プロジェクトの最終日でしたが、実際の商品化に向け今後も学生と開発に取り組んでいかれる企業もあり、学生たちにとって大変有意義なプロジェクト活動となりました。