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情報科学部が「つくばチャレンジ2013」に出場しました

2013.11.21

  • 最終調整を行うメンバーたち 最終調整を行うメンバーたち
  • 課題のルートを走行する「プロキオン」 課題のルートを走行する「プロキオン」

 11月17日、茨城県つくば市で開催された「つくばチャレンジ2013」に情報科学部の学生が出場しました。
 昨年に引き続き開催された本大会は、海外の大学を含む46チームが参加し、日頃から研究開発しているロボットの技術を披露しました。
 「つくばチャレンジ」は自ら考えて動く自律型ロボットが、人々が生活する街の中で安全かつ確実に動くことを目指すもので、つくば市内の人通りの多い公園内の遊歩道などを含む、全長約1.23kmのコースにおいて、指定された服装の人物を探索しつつゴールを目指すという課題が設定されました。
 本学は同学部学科横断型の合同チームを結成し、企業の協力を得て製作した、車輪移動型ロボット「プロキオン」で挑みました。プロキオンは対象物までの距離をレーザー光を使い計測するレーザーレンジファインダーや、GPSを搭載し、あらかじめ作成した地図の中を、障害物や通行人を回避しながら自律走行できます。
 今年度は、10月27日の実験走行において約1.2km走行し、ほぼ完走に近い記録を残すことができました。本走行では残念ながら649mと、実験走行時の記録には及びませんでしたが、前年度の441mから、さらに大きく走行距離を伸ばすことができました。
 これまでの継続的な参加により、確実に技術力が向上しており、完走が現実的になってきています。今後は、次年度の完走を目標に、さらなる改善を重ねていきます。
 今回参加した学生からは「初めてこの大会に参加し、ロボットを公道で実際に走行できるという経験は、大学内では体験できない貴重なものでした」「大学や研究機関、企業等が多く参加しているので、他チームの技術に触れることができ、今後の活動に非常に参考になった」などの声が聞かれました。