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工学部空間デザイン学科が「第5回卒業作品展示会」を開催しました

2014.03.04

  • 多岐に渡る分野の作品が展示されました 多岐に渡る分野の作品が展示されました
  • 空間デザインを深く論じた修士論文も閲覧できました 空間デザインを深く論じた修士論文も閲覧できました
  • 山平君の作品「春雨 -5000本の光ファイバーからなるインスタレーション-」 山平君の作品「春雨 -5000本の光ファイバーからなるインスタレーション-」

 2月26日~3月2日、工学部空間デザイン学科は大阪府立江之子島文化芸術創造センターで「第5回卒業作品展示会」を開催しました。会場には同学科の研究領域である建築、インテリア、プロダクト、ヴィジュアルからなる4つのデザインを基軸に、卒業研究として提出された作品、卒業論文や修士論文など、計78点が展示されました。
 1月25日に作品や論文の提出後、公開審査を実施し、すべての学生によるプレゼンテーションがありました。さらに2次審査を経て、最優秀賞1点、優秀賞2点、論文賞1点のほか、各審査委員賞8点や学生の自主投票による学生賞が決定しました。
 最優秀賞に選ばれた山平武史君の作品「春雨 -5000本の光ファイバーからなるインスタレーション-」は、子どものころに見た雲のイメージを、光ファイバーを利用し演出したものです。「光ファイバーとパソコンを連動させて、光りの色を変え、映像を映し出すことで、この雲(光ファイバー)の中に入った人は、インタラクティブな体験ができます」と、この作品の特長を説明してくれました。さらに「最優秀賞を受賞したことで、多くの人から作品の感想が聞けてとてもうれしいです」と、今後の制作活動の自信につながることも話してくれました。2年次生の時にデザイナー・吉岡徳仁氏の素材を生かして自然を作品に取り入れる空間演出に魅了され、空間デザイナーを志すようになったそうです。今春からは店舗設計の会社にデザイナーとして就職する予定で、「早く利用者に感動を与えられるような店の空間演出をしてみたいです」と意欲を見せていました。

 今回の展示会の様子は「大阪工大Facebook」でも公開していますので、ぜひご覧ください。