3月24～26日、先進的科学技術体験合宿プログラム「スプリングサイエンスキャンプ2014」を本学のナノ材料マイクロデバイス研究センターで実施しました。このプログラムは独立行政法人科学技術振興機構の主催で先進的な研究テーマに取り組む大学・研究機関・民間企業等を会場として毎年開催されており、高校生が実験・実習を主体とした科学技術プログラムを体験することを目的としています。
　当センターで開催した「ナノテクを使ったカラフル太陽電池の製作」には全国から多くの応募が集まり、その中から12人を受け入れました。
　実習では、色素増感太陽電池とよばれる新しいタイプの太陽電池をとおして、ナノメートルスケールでの材料作製や観察といったナノテクノロジーの一端を体験しました。ナノ構造がどのように利用されているか、作製方法や材料を変えて作ることでどのような違いをもたらすのか、また、これからのものづくりに要求される、エネルギー・環境問題との関わり等を学びました。
　最終日には参加者それぞれが実習の成果をまとめ、素晴らしい成果発表を行いました。その後、修了証の授与が行われ、3日間にわたるプログラムを終了しました。