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キング・アブドゥルアジーズ大学とMOU(サウジアラビア政府公認の覚書)を締結しました

2014.09.22

  • MOU締結後記念撮影の様子 MOU締結後記念撮影の様子
  • 表敬訪問の様子 表敬訪問の様子
  • KAU大学からお土産を頂いた時の様子 KAU大学からお土産を頂いた時の様子

 9月17日、本学は、サウジアラビア王国大使館文化部の仲立ちにより、キング・アブドゥルアジーズ大学(KAU)と学術、科学、文化及びトレーニングの分野における協力の覚書(Memorandum of Understanding)を締結しました。
 同王国大使館によると、このMOUは同王国にとって、高等教育省が認可する唯一のもので、日本国内では本学と大阪大学、京都大学、東海大学、慶応義塾大学の5大学のみが対象となっているとのことです。
 本学と同大学は、2010年6月にすでに土木工学分野を中心とした学術交流を目的に協定録(Minutes of Agreement)を取り交わし、交流を深めてきましたが、さらに多岐にわたる科学分野の最新テクノロジーや遠隔教育の開発を目的としてMOUを締結することとなりました。
 当日は、KAU側からオサマ学長をはじめ副学長、サウジアラビア大使館文化部3人(アタッシェ、スーパーバイザー、国際交流課員)の 計5人と本学から井上学長、副学長、国際交流センター長、専門職大学院知的財産研究科長、教務部長の計5人が出席しました。
 署名式前には、KAU関係者が学長を表敬訪問し、挨拶・名刺交換後、互いの国・高等教育事情などの話でしばし歓談し、署名式会場に移動しました。
式では、出席者の紹介、覚書概要説明の後、各代表者の学長が「覚書MOU」に署名し、この締結に関しての双方の目的などを語りました。オサマ学長は、「このMOUが単にサインだけで終わることなく、サイエンス・テクノロジーだけでなく、今後は、ヒューマニティの分野も視野に入れて取り組んでいきたい」と話され、井上学長は、「この締結により、研究者間の交流を一層促進し、サウジアラビア王国と日本との国際親善に貢献したい」とコメントしました。
 その後、友好の意味を込めて、互いの国の代表的なお土産を交換しました。オサマ学長からは、KAUキャンパス内にある象徴的な建物のミニチュアの置物、本学からは日本らしい絵が描かれた扇子を贈りました。
 今後は、本学とキング・アブドゥルアジーズ大学がより一層の学術教育の交流を深め、それぞれの特色を生かした包括的な教育への取り組みを展開していきます。

関連リンク

http://www.kau.edu.sa/home_ENGLISH.aspx