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フランスの電力会社と電気電子システム工学科の研究室が交流会を開催しました

2014.11.10

  • 学生のデモンストレーションの様子 学生のデモンストレーションの様子
  • 交流会の様子 交流会の様子
  • 交流会出席者での記念撮影 交流会出席者での記念撮影

 10月28日、大宮キャンパスにおいて工学部電気電子システム工学科の大森教授と同研究室に所属する大学院生がフランスの電力会社Électricité de Franceの関係者4人と交流会を開催しました。
 同社から大森教授の研究内容、特に「ワイヤレスEV充電システム」の見学依頼があり、今日の交流会につながりました。同社は、世界最大級の電力会社でヨーロッパ各国をはじめアメリカ、中国、ベトナムなど全世界で電力会社を傘下に置く多国籍企業です。
 会話は、英語で進められ、まず最初に大学の紹介を同学科長森實教授が行い、次にÉlectricité de Franceの会社紹介をブランクール氏(電気自動車担当主任)が話されました。その後大森教授から同研究室の研究内容の説明をされました。その後、ブランクール氏は活発に質問をなげかけておられました。最後に5人の学生が同会場の研究設備をデモンストレーションを行いながら、説明をしました。先方の社員は、装置一つひとつに興味を持ち、質問をしカメラにおさめていました。また、参加者からは、「現在フランスは主に電力を原子力発電に依存している。この発電は、時間帯によって需要と供給のバランスがうまく取れず、効率が悪い状況である。それを解消するために電気自動車の電力を活用することを検討しており充電設備設置を進めている。充電設備もワイヤレスであると需要人数も多くなり経済的にも環境的にも効果が期待できる。大森教授のワイヤレスEV充電システムは大変参考になった」と感想を述べられていました。
 この会は、本学にとって世界有数の企業から良い評価を受け、学生にとって今後の研究の励みとなり、視野が広がる良い機会となりました。