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川上村あきつの小野公園活性化のための企画案をプレゼンしました

2014.11.05

  • プロジェクトに参画した学生 プロジェクトに参画した学生
  • 連日の徹夜で製作した公園模型 連日の徹夜で製作した公園模型
  • 村長の思いをお聞きしました 村長の思いをお聞きしました

 10月27日、かねてより進行中の「川上村あきつの小野公園活性化のための開発企画プロジェクト」について、川上村関係者に対してのプレゼンテーションを行いました。あきつの小野公園は、本学と連携協定を締結している奈良県川上村の重要な観光資源のひとつです。春には桜が咲き乱れ、夏には清流で水遊びする親子連れで賑わい、岩壁の黒さと水しぶきの対比が美しい「蜻蛉(せいれい)の滝」は「やまとの水」にも選ばれるなど、自然豊かな公園です。同プロジェクトはこの公園をもっと多くの方に利用してもらうため、そして、より快適に過ごしてもらえるよう改良しようという声から生まれ、工学部建築学科と空間デザイン学科ならびにそれぞれの大学院の学生が参画しています。今回は建築学科と同大学院学生がマスタープランを提示しました。
 プレゼンテーションは、パワーポイント資料に加え連日徹夜で製作した公園の模型を使用した本格的なもので、利用者の意識調査や現地調査を重ねたうえで建築の専門知識と若人の感性を融合させた斬新かつ合理的な企画が満載の内容となりました。最初に、今以上に公園利用者が親しみやすく、どんな特長のある公園なのかをすぐに連想させる目的で名称を「蜻蛉・桜の里公園」に変更してはどうかと提案しました。続いて学生達が練りに練った店舗プラン、回遊デッキプラン、歩道・階段プラン、ベンチプラン、親水空間プラン、壁プラン、グラウンドプランをそれぞれ提案し、自然の豊かさを維持しつつも人の動線を整え商業機能を付加するアイデアを次々に披露しました。プレゼンテーション後には川上村の栗山村長や松村副村長をはじめ地域振興課の方々からお褒めの言葉をいただき、今後さらに話し合いを進め、具体化していくこととなりました。
 このプロジェクトは単年度で終わるものではなく、4年、5年と学生達が後輩に引継ぎながら進めていく予定で、本学の社会貢献活動の象徴的な取り組みのひとつになってくれることでしょう。プロジェクトの進捗は引き続き情報発信しますのでぜひご覧ください。