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知的財産学科が「会社訪問プロジェクト プレゼンテーション大会」を実施しました

2014.12.15

  • 堂々と発表しました 堂々と発表しました
  • 発表に耳を傾ける学生たち 発表に耳を傾ける学生たち
  • 田浪研究科長(右)から表彰を受ける佐郷夏海さん (左:知的財産学部知的財産学科1年次生) 田浪研究科長(右)から表彰を受ける佐郷夏海さん (左:知的財産学部知的財産学科1年次生)

 12月11日、知的財産学部知的財産学科が「会社訪問プロジェクト プレゼンテーション大会」を大宮キャンパスで実施しました。これは、同学科の授業「基礎ゼミナール」の課外活動として知的財産を活用している会社を訪問し、どのように知的財産を活用しているのか、また、知的財産に関わる仕事がどのようなものかについて実態を理解し、プレゼンテーションを行うものです。知的財産に対する修学心向上を目的として今年初めて実施され、1年次生の希望者7グループが発表しました。
 岡田教授からの挨拶の後、各グループ10分のプレゼンテーションが行われました。商品開発から特許を取得するまでの苦労や、特許を出願するタイミングの見極めが重要であることなど、普段の授業では知ることのできない実際の業務について学んだ内容を発表。また、2社を訪問して比較し、企業によって知的財産に対する考え方や業務体系が異なることを発表するなど、他グループとは一味違う発表をするグループもありました。発表の中で、「海外へ特許を出願するための英語力が必要。海外の知的財産にも目を向けて勉強したい」「知的財産の知識だけでなく、技術に関する知識も必要だということがわかった」といった声が聞かれ、今回の会社訪問は学生にとって貴重な体験となった様子でした。
 全グループが発表を終えた後、審査員の教員により、論理構成の適切さやプレゼンテーション能力、質問対応力などを審査基準として上位3グループを選出。同3グループには賞状と副賞、他の発表者には参加賞が贈られました。田浪研究科長は講評で、「1年生とは思えない程よくまとまった発表が多くあり、感心した。今回の会社訪問を通して、これから知的財産について勉強していこうという意識が見られ、大変すばらしかった」とお話しいただきました。
 上村典子さん(知的財産学部知的財産学科1年次生)は、「実際にどんな仕事をしているかなど、社員の方の生の声を聞くことができました。知的財産関連の勉強だけでなく、英語の勉強にも重点を置き、将来は知財に関わる仕事に就きたいです」と語ってくれました。
 今回のプレゼンテーション大会をきっかけに、実際の業務について知り、学ぶことで、将来に対する明確な目標ができた様子が印象的でした。