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「都市デザイン工学フォーラム2014」を開催しました

2014年12月16日

  • 今西氏の講演 今西氏の講演
  • 金治氏の講演 金治氏の講演

 12月12日、工学部都市デザイン工学科と同学科の同窓会組織「大阪工業大学土木会」は、「都市デザイン工学フォーラム2014」を大宮キャンパスOITホールで開催し、建設技術者や在学生など約200人が参加しました。
 今回は「震災からの復興」と題し、東日本大震災や阪神淡路大震災の復興において、都市デザイン工学が担う役割や重要性を広く発信し理解を深めてもらうため、学外の有識者による講演が行われました。
 講演は2つのテーマで行われました。

●「復興支援における復興大学という取り組み」
 東北工業大学工学部 今西肇教授(1974年3月本学工学部土木工学科卒、1976年3月本学工学研究科土木工学専攻修士課程修了)
 今西氏は地域復興支援のコーディネータとして、東日本大震災で被災した企業約400社を訪問し課題を抽出してきました。震災から3年9カ月が過ぎましたが、被災地ではまだまだ復興がなされていない地域も数多く残っており、さらに数十年が必要だと今西氏は話します。また、「復興は『再生』『再現』ではない。未来を語り、未来を描くことやその喜びを享受することである」と強調。2011年12月に文部科学省の時限事業の「復興大学」は東北地方のリーダー育成を目的に、同地方の大学や自治体が参加し、開始されました。今西氏の調査の結果、内陸部では積極的な投資が進んでいる一方で、沿岸部では事業の継続すら懸念される問題が生じていました。また、両地域ともに人員不足が深刻で、いかに人を集めるかが最重要課題であると話されました。最後に今西氏は「復興には1つの分野、考え方では難しい。工学などの専門知識だけでなく、一般教養・知識も非常に重要で、このような授業も積極的に受けてほしい」と学生たちに語りかけました。

●「阪神淡路大震災から20年-阪神高速道路の被災経験と減災への取り組み-」
 阪神高速道路株式会社 金治英貞氏
 2015年1月17日、阪神淡路大震災から20年の節目を迎えます。冒頭、「ものは壊れる」と強調し、金治氏は阪神高速4号湾岸線の建設に携わった経験や被災後の復旧などについて動画を用いて解説。「国道の上に高速道路があるエリアもあり、被害を最小限に抑えながら国道を通行止めにせず復旧することが一番大変だった」と、約5年かかると予想されていた阪神高速道路を623日で普及した苦労を語ります。そこでは、高速道路を支える柱に帯鉄筋を入れて曲りに対する粘りを加えたり、エネルギーを吸収するような技術などで対応しました。震災の教訓は新たな技術への挑戦であり、「失敗を恐れず挑戦する社会への足掛かりにしていく意識をみんなで持っていこう」と締めくくられました。

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