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連続講座「うめだカレッジ」でロボット工学科の本田教授が講演

2015.01.27

  • 講演する本田教授 講演する本田教授
  • 熱心に聴き入る参加者 熱心に聴き入る参加者
  • 会場の様子 会場の様子

 1月24日、本学が加盟する「大学サテライトオフィス会“OSAKA”」(大阪・梅田にサテライトオフィスを置く大学の集合体)が、大阪市立総合生涯学習センター(会場)との共催、大阪市北区の後援で連続講座「うめだカレッジ ~知のセレクション~」の第5回講座を開催しました。
 今回は、「超高齢社会に生かせるロボット技術 ~生活支援ロボット~」をテーマに本学工学部ロボット工学科の本田幸夫教授が講師を務めました。
 超高齢社会への対応は、今や日本を含む世界の関心事のひとつとなっています。今回の講座にも定員の80人を超える参加申込があり、関心の高さがうかがえました。
 本田教授は講演の中で、超高齢社会の背景や生活支援ロボットの活用事例について紹介し、「ロボットは使ってなんぼです!様々なサービスロボットが考えられていますが、実用化はこれからです。開発者がユーザーに先端技術を押し付けるのではなく、普通の人の日常生活に役立つロボット技術を考える必要があります」と語りました。
 講演後、参加者の方からは「実際に病院で活躍しているロボットなどの身近な話題が多く、楽しく学べました」「生活支援ロボットに期待が持てたことで、超高齢社会のイメージが明るいものに変わりました。今後の技術発展が楽しみです」などの感想が聞かれました。
 本田教授がセンター長を務める本学ロボティクス&デザインセンター(大宮キャンパス)は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の事業で、日本初となる「ロボットサービス・ビジネススクール」の運営に必要な技術的手法等に関する調査を実施。付加価値の高いロボットサービスの提案を目指し、キャンパス近くの商店街で、企業の移動ロボットの実証実験に取り組んでいます。
 今後、これらの研究を2017年4月の梅田キャンパス開設に向けさらに発展させ、関西の中心地である大阪・梅田において、大学の持つ「知」を発信していきます。