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第14回全日本学生フォーミュラ大会に出場

2016.09.23

  • 高い操舵力でコースを疾走する本学マシン 高い操舵力でコースを疾走する本学マシン
  • チームとして確かな前進を感じたメンバーたち チームとして確かな前進を感じたメンバーたち
  • デザインファイナルで審査員からの質疑に答える窪田さん デザインファイナルで審査員からの質疑に答える窪田さん

 9月6日~10日の5日間にわたって静岡県袋井市のエコパ(小笠山総合運動公園)で開催された「第14回全日本学生フォーミュラ大会」に本学学生フォーミュラプロジェクト「TEAM REGALIA」が出場しました。今年は国内外から大会過去最多となる106チームがエントリーする中、総合成績44位で大会を終えました。(大会概要はこちら
 本学チームは初日の車検を順調にクリア。マシンを完成させるための理論に基づいた設計・製作のプロセスとPDCAサイクルが高く評価され、静的審査におけるデザイン審査では上位4チームに食い込みました。この4チームは、審査員だけでなく参加チームや大会スポンサー企業の前で自分たちの製作したマシンの設計思想を説明する「デザインファイナル」に出場することができます。発表を務めたのはリーダーの窪田勝哉さん(機械工学科3年)とドライバー兼車両設計統括リーダーの山口友輔さん(同3年)。2人は審査員からの生産コストについての厳しい質疑に対しても、堂々と応対し、第4位の成績でチームに大きな勢いを与えました。
 動的審査初日の大会3日目、台風の影響でコースに若干の水溜りが残ったものの雲は晴れ、本学マシンは持ち前の高い操舵力、旋回性能を武器にコースを疾走。上位入賞を狙える好成績を残しました。しかし最終日、複合コースを20周走行する「エンデュランス」で走行中に前輪付近のサスペンションにトラブルが発生。車高を保てなくなったマシンのアンダーパネルが路面に接触し、4周目途中にリタイアを余儀なくされました。配点が高いエンデュランスで得点できず、悔しい結果となりました。
 設計・製作を通じ、ものづくりの楽しさや厳しさを学び、自分たちで課題を発見し、解決することが求められる同プロジェクト。今年、彼らが得た経験や積み上げた理論は次への大きな財産になりました。来年度のリベンジにご期待ください。