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「Smart Energy Japan 2017」でスマートエネルギーセミナーを開催

2017.03.07

  • 近未来のエネルギーシステムについて語る大森教授 近未来のエネルギーシステムについて語る大森教授
  • 分散エネルギーシステムの近未来図 分散エネルギーシステムの近未来図
  • 120人以上の聴講希望者が詰め掛け満席となった会場 120人以上の聴講希望者が詰め掛け満席となった会場

 2月15日~17日、東京ビックサイト(東京都江東区)で開催された「Smart Energy Japan 2017」のスマートエネルギーセミナー(主催:本学/福岡スマートハウスコンソーシアム/横浜スマートコミュニティ)「分散エネルギーシステムで変わるインフラ~地産地消、ZEH、VPP、防災、IoT、オフグリッド、海外事情~」において、電気電子システム工学科の大森英樹教授がオープニング講演を行いました。
 Smart Energy Japanは、省エネやエネルギー管理、電力・ガス小売り事業に関するあらゆる技術や製品、システム、サービスなどが一堂に会する展示会です。大森教授の講演テーマは「分散エネルギーシステムの近未来」。東日本大震災前後の電力利用システムと社会動向が変化したことに触れ、以前の低炭素化志向に加えて電力の安定化(電力平準化と電力供給保障)を求める潮流にあると解説しました。さらに、太陽光、風力、燃料電池などの課題と、改正省エネ法や長期エネルギー需給の見通し、長期低炭素ビジョンなどの施策を例にあげ、近未来の取り組みとして電力のデマンドレスポンス(需要応答)を導入したスマートハウス、家と車と地域の電力を相互融通するスマートシティなども紹介しました。
 昨今、異常気象や地震など災害時における地域や住宅のエネルギーを担保する分散型エネルギーシステムの役割が新たに注目され、そのインフラの構築が重要となっています。当日、会場には定員120人を超える参加希望者が詰め掛け、本分野への関心の高さがうかがえました。