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「大阪工業大学八幡工学実験場構造実験センター 開設30周年記念講演会」を開催

2017年3月17日

  • 今後の方針について語る西村学長 今後の方針について語る西村学長
  • 構造の効率化について説くOguzhan Bayrak教授 構造の効率化について説くOguzhan Bayrak教授
  • 会場となった常翔ホールには多くの参加者が詰め掛けた 会場となった常翔ホールには多くの参加者が詰め掛けた

 工学部は3月11日、八幡工学実験場構造実験センターが本年度で開設30年を迎えた節目にあたって、「大阪工業大学八幡工学実験場構造実験センター 開設30周年記念講演会」を開催しました。当日は梅田キャンパスOIT梅田タワーの常翔ホールを会場に学生や企業関係者、一般参加者など学内外から約360人が参加しました。
 同実験場は、学園創立60周年記念事業の一環として1986年12月に現在の「八幡工学実験場」の前身となる「構造実験センター」として開設し、現在は「構造実験棟」「水理実験棟」「高電圧実験棟」の3部門で構成。西日本最大級の工学実験場として、産・官・学の各方面と提携した共同研究や委託研究も盛んに行っています。
 初めに同実験場長である建築学科の宮内靖昌教授から開会のあいさつがあり、開設から現在に至る施設の様子を紹介しました。
 本講演会のゲストスピーカーとして来日されたアメリカ・テキサス大学のOguzhan Bayrak教授は「Structural Engineering in the 21st Century」と題して、資源の消費を抑えるために、実測値に基づく最適な安全率を用いた構造の効率化の必要性について説きました。
 もう1人のゲストスピーカーとして、東宝舞台企画開発部の丹野吉雄氏が講演。竹中工務店勤務時代に設計に携わった、空気膜構造を採用した東京ドームや世界最大級の木造ドームの大館樹海ドームなど大空間建築を支える技術や屋根の構造システムについて解説しました。
 本学からの講演者として、井上晋工学部長は2009年3月、新たな実験施設として加わった「耐火実験棟」の施設説明と、耐火実験棟を活用した自身の研究の「プレテンションPC部材の耐火特性」などについて講演を行いました。西村泰志学長が今回の記念講演会の総括として、「八幡工学実験場での実験を通して学生たちには、工学的な専門知識だけでなく、人の命や財産を守ることができる建築技術を身に付け、真に社会に役立つ専門技術者を目指して欲しい。引き続き、八幡実験場は構造工学の拠点として更なる教育・研究の活性化に取り組みます」と閉めくくりました。
 今後、同実験場では新たな実験装置導入も検討しており、時代のニーズに合致した西日本最大級の工学教育・研究施設として構造工学部門に関連する教育・研究にとどまらず、広く産・官・学に門戸を開放し、成果を社会に還元すべく活動を続けていきます。

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