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「inrevium杯 第17回レスキューロボットコンテスト」で特別賞を受賞

2017年8月21日

  • 競技開始直前のコントロールルームでの作戦会議の様子 競技開始直前のコントロールルームでの作戦会議の様子
  • 表彰式後、長尾研究統括官(写真左)とプロジェクトメンバーでの集合写真 表彰式後、長尾研究統括官(写真左)とプロジェクトメンバーでの集合写真
  • 積み上げられた瓦礫や傾斜が急な坂道が設けられた競技フィールド 積み上げられた瓦礫や傾斜が急な坂道が設けられた競技フィールド

 8月11日、12日に神戸サンボーホール(神戸市中央区)で開催された「inrevium杯 第17回レスキューロボットコンテスト 競技会本選」で、本学ロボットプロジェクトチーム「大工大エンジュニア」が3位入賞に加え、特別賞「消防庁長官賞」を受賞しました。
 このコンテストは災害救助を題材としたロボットコンテストで、防災や救助活動に関する意識向上を目的に毎年開催されています。2チームが両サイドに分かれ、制限時間内に被災地を模擬したフィールド内から、遠隔操縦のロボットで要救助者に見立てた人形「ダミヤン」を安全な場所まで運ぶタイムや救助活動に対する姿勢が評価されます。
 競技はチームやロボットの特長、救出方法を説明するプレゼンテーションを行った後、ヘリテレ(俯瞰カメラ)から届く映像を解析する作戦会議を経て、制限時間内に3体のダミヤンの救出を行います。本選では、予選に比べて競技の難易度が高く設定されており、実際の災害現場をより意識し、人が立ち入れない状況での救助活動を行います。オペレータ(操縦者)はダミヤンが設置されているフィールドを直接見ることができず、ロボットに搭載したカメラやセンサーから得られる情報を頼りにコントロールルームから遠隔操縦し、救助活動を行うため、ロボットの性能だけでなく、高い遠隔操縦技術、迅速な状況判断能力が求められます。
 昨年、時間内に全てのダミヤンを救出できなかった反省点を踏まえ、各ロボットに探索や瓦礫撤去、救助など明確な役割を持たせた遠隔操縦ロボット4台、自律型ロボット2台の製作に加え、より効率的な救助活動を行うためのオリジナル情報伝達システムを開発しました。メンバーの一人を情報共有者として設定。情報を一人に集約し、オペレータの見ている画面にフィールド全体図とダミヤンの位置関係を分かりやすく表示しました。これにより、チーム内の情報統率や適切なルート指示が可能となり、救助活動時間の大幅短縮につながりました。結果、本選初日のファーストミッションでは、上位6チーム内に入る成績を残し、セカンドミッションが免除となるファイナルミッションへのシード権を獲得。ファイナルミッションでも善戦し、3位入賞を果たしました。
 競技中、本学チームは自分たちのチームが得た情報を適宜相手チームにも共有し、相手チームを「対戦者」としてではなく、「協力者」として力を合わせ、全てのダミヤン救助を目標に掲げて競技に取り組みました。結果、両チームともに時間内に全てのダミヤンを救助することができ、救助達成直後には会場から大きな歓声が上がりました。
 表彰式では、本学チームの要救助者の安全を最優先に考えたアイデア、迅速な要救助者の容態判定技術が高く評価され、消防庁消防研究センターの長尾一郎研究統括官から「要救助者の迅速な発見・救助はその後の生命活動に大きく左右する。レスキューに対する姿勢や技術もすばらしい」とコメントを受け、特別賞「消防庁長官賞」を受賞しました。リーダーの中野裕也さん(ロボット工学科3年)は、「自分たちの理想に近いレスキュー活動をすることができ、栄誉ある賞まで受賞することができ嬉しいです」と笑顔で話してくれました。

ロボットプロジェクトチーム「大工大エンジュニア」指導教員
・電気電子システム工学科 田熊隆史 准教授
・機械工学科 牛田俊 准教授
・電子情報通信工学科 奥宏史 准教授
・システムデザイン工学科 小林裕之 教授

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