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「ロボカップジャパンオープン2018おおがき」で大健闘

2018.05.08

  • ASAHIにフィールドの詳細を教える中森さん ASAHIにフィールドの詳細を教える中森さん
  • Final種目でプレゼンテーションを務めた加藤さん Final種目でプレゼンテーションを務めた加藤さん
  • ロボカップ@ホームリーグ全体集合写真 ロボカップ@ホームリーグ全体集合写真

 5月3日~5日、ソフトピアジャパンセンタービル(岐阜県大垣市)で開催された「ロボカップジャパンオープン2018」のロボカップ@ホーム部門でロボット工学科と情報科学部の学生合同チーム「O.I.T. Trial」がオープンプラットフォームリーグで準優勝、本学と立命館大との合同チーム「OIT Challenger and Duckers」が標準プラットフォームリーグで3位入賞を果たしました。
 「ロボカップ@ホーム」は、日常生活を支援するロボットの性能を競うもので、ロボットへの指示は全て英語音声で行われます。
 3種類の競技の総合得点を競うオープンプラットフォームリーグに出場したO.I.T. Trialは、ロボット工学科の「ASAHI」と情報科学部の「オリオン」2体のロボットがそれぞれの特長や強みを生かせる競技を担当しました。中でも特に難易度が高かったのは「Go Get It in Unknown Environment」。未知の環境下において、人がロボットにフィールド内の設置物や目的地の場所を教え、自律移動型のロボットが正しく理解し実行できるか競います。この競技を担当したチームリーダーの中森裕子さん(ロボティクス&デザイン工学専攻博士前期課程2年)は、英語によるさまざまな言い回しで「ASAHI」にフィールドの特長や目的地を教え、その結果、見事タスクを達成することができチームは予選を3位で通過しました。
 上位3チームによるFinal種目では加藤立登さん(情報科学専攻博士前期課程2年)がプレゼンターを務め、「一人暮らしをする学生をサポートする生活支援ロボット」を提案。保護者が遠隔地から安心して見守れる機能やゴミを判別して捨ててくる機能などを解説し、審査員から高い評価を得て順位を一つ上げ、準優勝で大会を締めくくりました。
 今回初出場となるOIT Challenger and Duckersは、トヨタ自動車製のロボットHSR(Human Support Robot)「canis(ケイニス)」に搭載した本学と立命館大の学生が開発した高性能なソフトウェアが高く評価されました。
 「ロボカップ@ホーム」はロボカップで最も盛んなリーグのひとつとなっています。年々競争の激しさが増しており、ロボット技術に対する関心が高まっていることが伺えます。

「O.I.T. Trial」指導教員
 ・ロボット工学科:廣井富 准教授
 ・情報メディア学科:佐野睦夫 教授鈴木基之 教授
           宮脇健三郎 准教授
 ・情報ネットワーク学科:西口敏司 准教授

「OIT Challenger and Duckers」本学指導教員
 ・ロボット工学科:井上雄紀 教授
 ・システムデザイン工学科:中山学之 教授