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土木インフラデータチャレンジ2020・アイディアソン「まちづくりとインフラデータ」に本学学生が参加しました

2020.09.14

  • 本学のほか、摂南大や大阪経済大などから総勢32人の学生が参加 本学のほか、摂南大や大阪経済大などから総勢32人の学生が参加
  • チーム内で意見を交わす池田さん(左上)と大和田さん(右上) チーム内で意見を交わす池田さん(左上)と大和田さん(右上)
  • 付箋による意見出しもオンライン上で 付箋による意見出しもオンライン上で

 9月12日、土木インフラデータチャレンジ2020・アイディアソン「まちづくりとインフラデータ」(主催:土木学会)がオンラインで開催され、情報ネットワーク学科のインテリジェント情報通信システム研究室(指導教員:山本雄平講師)の学生ら9人が参加しました。

 学生らは本イベントでインフラに関するビッグデータ・ICT(情報通信技術)を活用し、行政などのインフラ管理者や交通機関利用者が抱える課題を解決するためのアイデア創出にチャレンジしました。
 
 はじめに、山本講師と摂南大経営学科の塚田義典講師がインフラデータの活用事例を紹介。撮影した映像から道路の破損状態を分析する技術や、監視カメラの映像から街中での人の行動パターンを把握し、防犯などに役立てている事例を提示しました。
 
 続いて5、6人のグループに分かれてアイデアソンを実施しました。池田優哉さん(4年)と大和田舞子さん(3年)が参加したグループでは、梅田の地下街が“ダンジョン”と例えられるほど道が複雑で入り組んでいることに着目し、監視カメラの映像や人の流れを測定した人流に関するビッグデータを活用した「3Dナビゲーション」を提案。建物の階層移動の案内を可能とするシステムで、行きたい場所に迷わず行けるアイデアを提案しました。ファシリテーターを務めた池田さんは「大学や専門分野の異なるメンバーの話し合いを円滑に進めることが難しかったです。仲間として打ち解けるための話題提供など、チームを取りまとめる方法について勉強になりました」と振り返りました。
 
 今回提案されたアイデアは、10月10日に開催予定の土木インフラデータチャレンジ2020・ハッカソンで、実際にアプリケーションやツールとして試作します。
 
 
*1アイデアソン=特定のテーマについてグループ単位でアイデアを出し合い、その結果を競うイベント。
*2ハッカソン=特定のテーマについてプログラミング技術やアイデアなどでサービスやシステム、アプリなどを短期間に集中して開発し、成果をチームで競い合うイベント。