大学全体のボランティアマインドを醸成しようと、本学の姉妹大学である摂南大学の課外活動団体「ボランティア・スタッフズ（通称：ボラスタ）」の学生を招き、「ボランティア活動体験報告会」が開催されました。これは、臨海学校の指導や災害教育など、地域の子供たちの教育支援などで活躍するボラスタメンバーから活動報告や体験談を聞くことで、ボランティアマインドを高めるとともに、大学の枠を越えて学生の交流の場を設けることにつなげたい、との思いから、ボランティア活動を推進している学園本部の創立記念事業課が主催したものです。
　２月１５日には枚方キャンパス、１６日には大宮キャンパスに学生、教職員が集まり、ボラスタのメンバーからフィリピンの孤児院や土佐堀YMCA、NPO法人などで活動した体験談、その活動を通して学び得たことが報告されました。またボラスタの顧問を務める摂南大学外国語学部の浅野准教授が「ボランティアは楽しくなければ続かない。大阪工業大学と摂南大学は姉妹大学なので、皆さんも私たちと一緒に活動しましょう」と呼びかけ、両大学の学生同士が気軽に語り合う時間も設けられました。他大学の学生らとボランティア団体「PS（ピース）」で活動しているという本学知的財産学部知的財産学科２年次生の林直美さんは、「皆さんが本当に楽しんで活動している雰囲気が伝わってきました。私が活動しているサークルは普段は環状線沿いのゴミ拾いなどをしていますが、メンバーが楽しんで積極的に参加できる活動の方向性を探っているので参考にしたいと思います」と、摂南大学の学生から活動内容などを熱心に聞いていました。

　この報告会は３月４日（木）１５時からも大宮キャンパス６号館１５階学生ラウンジ「ルラーシュ」で開催する予定で、当日は本学「ボランティア教育研究会」の学生も活動報告をします。今回は本学と摂南大学との交流でしたが、今後は広島国際大学、常翔学園高等学校を含めたオール学園でのコラボレーションが見られるかもしれません。