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工学部空間デザイン学科が「第二回卒業作品展」を開催しました

2011.03.01

  • 学生スタッフの案内で作品を見学する井上学長 学生スタッフの案内で作品を見学する井上学長
  • 「建築デザインコース」の作品 「建築デザインコース」の作品
  • 乗り物をテーマにしたユニークな作品もありました 乗り物をテーマにしたユニークな作品もありました

 2月25日~27日、工学部空間デザイン学科が大阪市立住まいのミュージアム・大阪くらしの今昔館(大阪市北区)で「第二回卒業作品展」を開催し、たくさんの方にご来場いただきました。2006年に開設した同学科では、「建築デザインコース」「プロダクト・インテリアデザインコース」の2コースで幅広いテーマを学んでおり、今回の作品展では4年間の学びの集大成として制作した約80点の作品が展示されました。
 教員による審査会で最優秀賞に選出されたのは、「積層する本のための空間」を設計した吉松静香さん(建築デザイン研究室)の作品です。330mmのピッチに板を積み重ね、その等高線が偶然に生み出す段差やスペースを本棚や椅子、階段として利用し、その空間の中で本を読むというもので、同学科の学生投票の結果、学生賞にも選ばれました。
 また会場には、自分の故郷を想う気持ちから生まれたユニークな作品もありました。愛媛県今治市出身の越智昭仁君(ヴィジュアルデザイン研究室)の作品「今治の噺家―郷土愛を表現するプロモーションの提案―」は、自転車の移動屋台を使用して自身が生まれ育った今治市の魅力を語る「長期キャンペーン」を展開するものです。移動屋台には今治の特産物や地元商店街の魅力を伝えるポストカードなどを並べ、訪れた人たちに越智君自身が「噺家」としてその魅力を紹介しました。
  作品展の初日には井上学長が訪れ、4年次生の学生スタッフたちの案内で館内を見学したほか、開催期間中は空間デザイン学科に入学を予定している方々やこれから卒業制作に取り組む3年次の学生たちも訪れ、数々の作品に見入っていました。