好天に恵まれた3月19日、2010年度の学位記授与式を総合体育館で挙行しました。大学院では工学研究科博士後期課程1人、情報科学研究科博士後期課程1人、工学研究科博士前期課程94人、情報科学研究科博士前期課程26人、知的財産研究科専門職学位課程39人の修了生、および工学部947人、情報科学部342人、知的財産学部126人の卒業生、また大学院工学研究科に博士論文を提出し合格した2人に、井上正崇学長から学位が授与されました。
　式辞のなかで井上学長は、「世界の多極分散化が進み、グローバル化の流れにもさまざまな変化が現れています。今日社会へ羽ばたく皆さんは、時代の変化をチャンスに変える社会人を目指してください」とエールを送りました。また、東北地方太平洋沖地震の被害の大きさに触れ、「このようなときだからこそ、温かい思いやりの心を持ち、常に真摯な姿勢を忘れず、誠実に行動してください」と述べ、修了・卒業生たちの若いエネルギーが社会や企業活動を支え、日本再生の一翼を担っていくことに期待を寄せました。
　大阪工業大学は、修了・卒業生の皆さんのご活躍を期待するとともに、これからも応援しています。

　開式に先立ち、先の東北地方太平洋沖地震で犠牲になられた方々に対して黙祷を捧げました。また城北祭実行委員会、文化会本部、体育会本部、応援団の学生の皆さんが、被災者への義援金の募金活動を行いました。