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「先端材料とデバイスに関する国際シンポジウム」を開催しました

2011.08.24

  • オープニングであいさつをする井上学長 オープニングであいさつをする井上学長
  • ミュンヘン工科大学のPeter Vogl教授 ミュンヘン工科大学のPeter Vogl教授
  • ポスター展示でも活発な意見交換がありました ポスター展示でも活発な意見交換がありました

 8月23日、ナノ材料マイクロデバイス研究センターは、材料・デバイス・システムの先端分野で活躍されている国内外の専門家を招き、大宮キャンパスで「先端材料とデバイスに関する国際シンポジウム」を開催しました。これは、本学が交流協定を締結しているアメリカやドイツ、ポーランドの有力大学との研究交流を通して同研究センターの活性化を図るとともに、研究スタッフや大学院生などの人的交流を通じて国際交流を一層推進することを目的に実施したものです。全てのプログラムが英語で進行され、約60人が参加しました。
 オープニングで井上正崇学長は、大学の歴史や海外の大学との研究交流の状況、学生たちが取り組んでいる海外での研修内容などを紹介したほか、今回のシンポジウムを皮切りに、今後もさまざまな分野で技術進展に寄与できる有意義な交流を継続していきたいとあいさつを述べました。
 講師には、本学が交流協定を結んでいるアメリカ・ライス大学、ドイツ・ミュンヘン工科大学、ミュンヘン防衛大学、ポーランド・ブロツワフ工科大学に加え、東京大学、大阪大学から合わせて7人の著名な先生方を迎え、先端材料として注目されるカーボンナノチューブやテラヘルツ応用技術などをテーマに、最新の研究成果について講演いただきました。またスペシャルレクチャーとして、ミュンヘン工科大学のPeter Vogl教授からは、半導体デバイス動作の詳細な動作予測の最新手法などについて解説いただき、参加者からは積極的な質問が続きました。
 このほか、本学ナノ材料マイクロデバイス研究センターが取り組む「酸化物半導体」や「液晶ディスプレー」に関する最新の研究成果の報告、今年から取り組みを開始するプロジェクト「セキュアライフを支援するデバイス・システム基盤研究拠点の形成」の概要紹介なども行い、盛況のうちに終了しました。
 なお、24日には大学院生などを対象にした講義も行われ、聴講した大学院生たちにとって世界の研究レベル、成果に触れる良い機会となりました。