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初任教員向けプログラム「授業の基本」を開講しました

2011.09.13

  • 講演する滋賀県立大学教授の倉茂好匡氏 講演する滋賀県立大学教授の倉茂好匡氏
  • 参加者からは熱心な質問が続きました 参加者からは熱心な質問が続きました
  • 「おいしい野菜炒めの作り方」をテーマに模擬授業を行いました 「おいしい野菜炒めの作り方」をテーマに模擬授業を行いました

 9月9日、本学FD委員会は関西地区FD連絡協議会と共催で、初任教員向けプログラム「授業の基本」を大宮キャンパスで開催し、関西の大学で教壇に立つ新任教員など36人が参加しました。このプログラムの講師には、滋賀県立大学環境科学部環境生態学科教授の倉茂好匡氏を迎え、授業の構成の仕方や展開の基本などについてご講演いただきました。
  参加教員は、「授業の基本1-基本の基本」「授業の基本2-授業展開で陥りやすい罠-」と題した講義で、授業に用いる教材研究の大切さや学生たちの関心を引き付ける授業展開について学んだ後、グループに分かれて教材研究ワークショップに取り組みました。ワークショップでは「おいしい野菜炒めの作り方」を教材に、「導入部分」「下ごしらえ」「炒め方」「味付け」のいずれかの工程を取り上げ、その作業で何がポイントになるのかについて、グループごとに5分間の模擬授業を行いました。分かりやすい具体例を交えたものや、参加者の笑いを誘うもの、関心を引き付ける発問を散りばめたものなど、工夫を凝らした模擬授業が続きました。
  講義の合間には、授業に積極的に参加しない学生への対応や一般学生と社会人学生が混在するクラスでの授業内容のレベル設定など、普段の授業を行う上での悩みや課題について積極的な質疑が続きました。また倉茂氏はこれまでの経験を交えながら、1クラスの人数に応じて授業スタイルを変化させる必要性や、学生の意識を高めるための効果的な発問の仕方、学生の自律学習をフォローアップする組織的な対応の重要性などを説き、参加者は熱心に聞き入っていました。