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「知能ロボットコンテスト」テクニカルコースで本学チームが優勝しました

2011.10.27

  • 第23回知能ロボットコンテスト 第23回知能ロボットコンテスト
  • 確実に作業を進める「O.I.T.ファルコン Ver.2.1」 確実に作業を進める「O.I.T.ファルコン Ver.2.1」
  • 左から佐坂君、淺野君、松中君 左から佐坂君、淺野君、松中君

 10月23日(日)、仙台市科学館(仙台市青葉区)において「第23回知能ロボットコンテスト」が開催され、大学院工学研究科機械工学専攻博士前期課程1年次生の松中翔平君、工学部機械工学科4年次生の淺野裕之君、佐坂一也君のチーム「O.I.T.ファルコン Ver.2.1」がテクニカルコースで見事優勝しました。
 テクニカルコースの競技は、完全自律移動型のロボットが、競技フィールドの中に置かれた赤・青・黄色のボールと、同じく3色の空き缶を拾い集め、色ごとに定められたゴールに分別して入れるもので、制限時間5分以内にゴールに入れた個数やスピード、ロボットのパフォーマンス性などが審査されました。この競技は、スタート時にスイッチを入れた後は、メンバーがロボットに触れることは一切できません。ロボットが自ら判断し、指定された作業を実行します。そのため、ハードウェアとソフトウェアの両面について、非常に高度な技術が要求されます。本学チームは、競技開始直前にセンサーの不具合に見舞われましたが、日ごろから地道に重ねた研究と練習の成果を発揮し、「赤ボールキャッチ、ほかしにいこか」とロボットが関西弁で話すパフォーマンスも交え、正確な動きを披露しました。
 今年で23回を数えるこの伝統あるコンテストは、例年6月に2日間かけて開催されていますが、今年は先の東日本大震災の影響で一時は中止され、今回規模を縮小しての開催となりました。本学チームが出場したテクニカルコースのほか、3色のボールを拾って分別するチャレンジコースがあり、東北から関西まで31チームが参加して行われました。
 3人が所属する工学部ロボット工学科の生活支援ロボットシステム研究室では、29日(土)、30日(日)に大宮キャンパスで開催する「工学実感フェア2011」で、「お宝ゲット、海賊ロボに負けるな!」をテーマに体験コーナーを出展します。今回「知能ロボットコンテスト」テクニカルコースで優勝したロボットも展示するほか、大会での競技の様子を動画でご紹介しますので、ぜひご来場ください。