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「第5回大阪オープン・イノベーションマッチング会(グリーンイノベーション)」で工学部環境工学科の高山講師が発表しました

2012.02.15

  • 発表する高山講師 発表する高山講師
  • 補足説明する乙武コーディネーター 補足説明する乙武コーディネーター
  • 企業との個別面談の様子 企業との個別面談の様子

 2月13日、大阪市、大阪商工会議所、財団法人大阪科学技術センターが主催する第5回大阪オープン・イノベーションマッチング会(グリーンイノベーション)が大阪科学技術センターで開催されました。
 このイベントは、大阪地域の大学が保有するグリーンテクノロジーに関する優れた研究シーズを集め、企業に対して産学連携などのマッチングを図る機会を設定し、大阪発の新たな製品や新ビジネスの創出を促進することを目的としたもので、本学工学部環境工学科の高山講師が発表しました。
 同講師は「建築物緑化による暑熱環境の改善および省エネ効果を定量化する熱・水収支的評価技術の開発」をテーマに、屋上・壁面緑化のもつ暑熱環境の改善と最適な「緑のカーテン」について説明しました。「緑のカーテン」は、住宅等の暑熱緩和や省エネルギー効果が高く、都市域のCO2排出量削減・ヒートアイランド対策が課題となっていることを背景に、今後さらに普及していくことが予想されます。また、建物内の冷房負荷を軽減し、さらにヒトの暑熱ストレスを緩和し、熱中症を防ぐなど、省エネルギー効果によるメリットが大きい反面、都市の水資源を消費するというデメリットもあります。同講師は今後、雨水利用と灌漑技術を活用した効率的な緑化管理技術の開発に取り組むとともに、最適な「緑のカーテン」の普及・拡大を目指しています。