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工学部空間デザイン学科が「第3回卒業作品展」を開催しました

2012.03.02

  • 学生の説明を受けながら作品に見入る井上学長 学生の説明を受けながら作品に見入る井上学長
  • 高校生や家族連れなど多くの方にご来場いただきました 高校生や家族連れなど多くの方にご来場いただきました
  • 最優秀賞に選ばれた林原大地君の作品 最優秀賞に選ばれた林原大地君の作品

 2月24日~26日、工学部空間デザイン学科が大阪市立住まいのミュージアム・大阪くらしの今昔館(大阪市北区)で「第3回卒業作品展」を開催し、一般市民の方や卒業生など多数の来場がありました。この作品展では、「建築」「インテリア」「プロダクト」「ヴィジュアル」の4つのデザイン分野を横断的に学んだ学生たちが、4年間の学びの集大成として制作した61点の作品が一堂に展示されました。
 教員による審査会で最優秀賞に選出された林原大地君(デジタルデザイン研究室)の作品『OKAYAMA-ICHIBANGAI ―岡山駅前地下空間「岡山一番街」における空間認知に関する研究およびリデザイン―』は、岡山駅前に実在する地下街を取り上げ、「リデザイン」という手法を用いて街路の形状自体を変更し、街路に魅力を持たせながら賑わいある地下空間の創出を目指したものです。制作にあたり林原君は、同地下街で綿密な実地調査を行い、地元住民や地下街の利用者の声を反映して新たな空間の提案を行いました。模型には遠近法を用いて街路の幅にも微細な変化をつけるなど、細部にわたりこだわった作品は高い評価を受け、株式会社乃村工藝社名古屋支店長で客員教授の伊倉泰氏による伊倉賞と、同学科学生による学生賞と合わせて3冠を達成しました。
 作品展の初日には井上学長が訪れ、卒業研究生たちの案内で一つひとつの作品を丁寧に見学し、制作課程での秘話や作品に込めた思いに耳を傾けられました。開催期間中は、同学科の後輩たちをはじめ、一般市民の方など約640人が会場を訪れ、作品の数々に見入っていました。